[[あ]]【アザラシ:海豹】[[動物]]
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■この項目は【知泉的:語源&由来辞典】に移転しました。~
『[[アザラシ:海豹>http://tisen.jp/gogen/01-0041.html]]』
*アザラシの豆知泉 [#z88ec374]
-動物の中でもっとも精力旺盛なのがアザラシと言われる。ハイイロアザラシなどは1頭のオスに20頭前後のメスが寄り添う。
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-海獣関係は性豪が多く、アシカも15頭前後、トドも10頭前後を従える。
*マザコン [#zecdfae3]
-よく動物ドキュメンタリーでアザラシのオスが血みどろになりながら、最終的に子孫繁栄の為に勝ち残ると言うものがあります。~
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-確かにアザラシは沢山のオスの中から体力自慢だけが勝ち残り、大勢のメスと子孫を残していくという方法を取っています。~
そのために、残りの多くの敗者となったオスアザラシは[[童貞]]のまま、早々に死去していってしまうのです。~
悲しい話ですが、これは過酷な自然の中で種族を残すための[[遺伝子]]がなせるシステムなのですから、しかたがないのかもしれません。~
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-ところが、対決の季節を迎えた成人(成アザラシ)になった時に成長が遅く体が小さいままのアザラシにはとっておきのワザがあります。~
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-小さく生まれてきたり、成長が遅いアザラシの子供は、いわゆる子供時代と呼ばれる時期を過ぎても母親の母乳を飲み続けるものがいます。人間でいったら「いい年して親に甘えているマザコン」と言うことになるのですが、アザラシの場合はもっと巧妙です。~
ただ母親の母乳を飲み続けるだけではなく、なんと大人になった時に体の色が変化するのさえ送らせて、見た目が子供のまま変化しないのです。~
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-つまり母親は「体の色が変化したら子離れをする」と言う自然のプログラムがあるために、体が変化しない間はずっと子供の世話を続けるのです。~
子供も大人の儀式として、戦いに参加しなくてもいいのですから、気楽な気持ちでオス同士の争いを観戦していればいいわけです。~
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-そんなこんなで、一般的なアザラシより長い子供時代を経たマザコンアザラシは充分に体が大きくなった所で大人の世界に飛び出して、若輩者のオスアザラシを蹴散らして子孫を残すことに成功したりするわけです。~
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-これも自然の中の知恵なのかもしれませんが、最終的に自分の力で世間に出ていくチャンスを狙っているわけですから、人間のマザコンとはちょっと違うかもしれません。
*更新履歴 [#l3bf6d22]
-2000.00.00