[[や]]：矢鱈(やたら)
#counter(today)
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*意味 [#kbda5d65]
-「やたらと強い」とか「やたらと手を出す」と言う形で使い、意味としては「とんでもなく」とか「節度なく」と言う時に使用されます。~
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*語源 [#z129d516]
-漢字で書くと「矢鱈」となるのですが、もちろん以前大騒ぎになった「矢ガモ」などと同じように、[[矢>弓道]]が刺さった[[鱈]]が発見されたと言うワケではありません。それどころか実際にはこの言葉には「矢」も「鱈」も関係なく、まったくの当て字なのです。~
-漢字で書くと「矢鱈」となるのですが、もちろん以前大騒ぎになった「矢ガモ」などと同じように、[[矢>弓道]]が刺さった[[鱈>タラ]]が発見されたと言うワケではありません。~
それどころか実際にはこの言葉には「矢」も「鱈」も関係なく、まったくの当て字なのです。~
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-この言葉は日本古来の[[音楽]]「雅楽」から来ているのですが、その中に『夜多羅拍子：やたらびょうし』と言う特殊な物があります。~
二拍子と三拍子が複雑に出てくる変拍子の曲なのですが、この曲は雅楽の中では珍しくテンポもかなり早く、聞いている人には複雑すぎてワケの判らなくなってしまう物だと言われています。~
当然、演奏の方は生半可なテクニックでは出来ずに、かなり上級者のさらに特殊な人たちだけにしか許されていなかった為に、いつの間にか「やたらと出来ない」「やたらと難しい」と言う用例の言葉になっていったのです。~
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*更新履歴 [#z294eb7f]
-1999.00.00：知泉
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