[[も]]:もしもし
#counter(today)
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*知識 [#vee3302b]
一般的に[[電話]]で一番最初に言う言葉。
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*最初は「おいおい」 [#n40a07f5]
-1890年(明治23年)12月16日に東京の電話交換が始まる。~
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-それに先だって電話交換の交換実験が行われた際の説明書きには
-ここにおいて受容者は、聴音器を[[両耳>耳]]にあて、器械の中央に突出する筒先を口にあて、まず「おいおい」と呼びにて用意を問い合わせ「おいおい」の声を発して注意し、先方よりの承諾の挨拶あるを聴音器にて聞き取り、それより用談に入るなり~
とあるので、一番最初の問いかけの言葉は「おいおい」だった。~
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-当時、電話を持っている人は高級官僚や実業家などの偉い人ばかりだったので、このような偉そうな挨拶になったのかも知れない。~
ちなみに一番最初の電話帳には「渋沢栄一・158番」「[[大隈重信]]・177番」などの名前が掲載されている。~
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-この当時「おいおい」に対しての受け手の応答は「ハイ、ヨゴザンス」に決定されていた。~
もしもしとは「申す申す」が変化して出来た言葉だが、当初は男は「おいおい」女は「もしもし」だったらしい。~
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*「もしもし」の誕生 [#a8ccfbe2]
-「もしもし」に統一されたのは明治35年と言われている。~
この「もしもし」を考案したのは、電話を日本で設置する際に研修ということで、明治23年に[[アメリカ]]に渡った加藤木さんと言う職員の方だと云われています。~
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-その時、アメリカの電話では「[[ハロー/Hello>ハロー]]」と言う言葉を使っていたが、この言葉を説明する日本語がどうも判らない。~
そこで、「もしもし」という言葉を必死に考え出したものが、現在まで続いているということです。~
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*記載 [#q0d33004]
-2000.00.00(知泉)
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