ほうれん草 の変更点


 [[ほ]]【ほうれんそう:菠薐草】
 #counter(today)
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 *分類 [#v23ab95c]
 -学 名:SPINACIA OLERACEA L.~
 分 類:アカザ科ホウレンソウ属/1・2年草~
 別 名:菠薐草・赤根草・唐菜~
 外国名:   英語:SPINACH~
     フランス語:EPINARD~
     スペイン語:ESPINACA~
     イタリア語:SPINACIO~
      ドイツ語:SPINAT~
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 *原産地 [#j8bf98e2]
 -コーカサス地方([[トルコ]]東部)からイラン北部に渡っての地域(西アジア)~
 サラセン帝国の回教徒が好んで食べたと言われている~
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 *歴史 [#maf84185]
 -[[ペルシャ]](現:[[イラン]])で栽培が始められたと言う。~
 中国へは唐の時代にネパールの僧侶によって伝えられたと言う。~
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 *語源 [#h3a7fd26]
 -「ほうれん」とは中国語でペルシャ国の事を指す。~
 別名では根本が赤いことから「あかね草」とも呼ばれる。~
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 *冬場の野菜 [#a6917d6f]
 -ほうれん草はカロチン・[[ビタミンC]]が豊富に含まれているので、[[野菜]]が不足がちになる冬場に重宝する野菜。~
 最近は年中出回ってはいるが、根元が[[赤]]くなる冬が旬。~
 冬場のほうれん草の赤い根元は栄養価が高く、貧血症に効果があるマンガンが含まれている。~
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 *結石の原因になるシュウ酸 [#fb9415b7]
 -ただ、体内でカルシウムと結びつき腎臓結石や膀胱結石の原因になるシュウ酸を多く含んでいるので、食べるときのバランスが大切になる。~
 カルシウム1・シュウ酸2の割合になった時にしか結石が出来ないので、少しでもカルシウムを多く取っていれば大丈夫。~
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 *結石予防の食事法 [#u267eacb]
 -自然の知恵として、カルシウムを大量に含んだ[[ゴマ>胡麻]]を使った「ほうれん草のゴマあえ」や、同じくカルシウムを多く含んだ牛乳を使った「クリームスープ」などは最適の料理法。~
 カツオ節の中に含まれているリジンと言うアミノ酸には、結石防止効果があるので、ほうれん草に振りかけて食べるのも良い。~
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 *ガン予防効果 [#g8a42ea1]
 -[[キャベツ]]やほうれん草や[[玉ネギ]]などの野菜には、ビタミンやβカロチンなどによるガン予防効果以外に、[[白血球]]の腫瘍壊死因子TNFと言う、[[ガン細胞>癌]]を破壊する[[タンパク質>たんぱく質]]を作る働きを強める効果があることが、最近の研究で判ってきた。~
 この効果はインターフェロンの抗ガン剤と同程度の働きを持つと言われている。~
 キャベツにはイソチオシアネート・インドール・フェノーシアネートと言う物質が含まれている。これもガンの予防に効果があると期待されている。~
 芽キャベツにはガン予防物質のインドール・フェノールの他、セレンも多く含まれている。~
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 *食品成分表(可食部を生で100g) [#g0d99188]
 |エネルギー | 25kcal | | 無機質:ナトリウム | 21mg |
 |水分 | 90.4g | | 無機質:カリウム | 740mg |
 |タンパク質 | 3.3g | | ビタミンAレチノール | 0μg |
 |脂質 | 0.2g | | ビタミンAカロチン | 3,100μg |
 |炭水化物:糖質 | 3.6g | | ビタミンA効力 | 1,700IU |
 |炭水化物:繊維 | 0.8g | | ビタミンB1 | 0.13mg |
 |灰分 | 1.7g | | ビタミンB2 | 0.23mg |
 |無機質:カルシウム | 55mg | | ビタミンナイアシン | 0.6mg |
 |無機質:リン | 60mg | | ビタミンC | 65mg |
 |無機質:鉄 | 3.7mg | | 食塩相当量 | 0g |
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 *更新履歴 [#b998decd]
 -1999.00.00.知泉
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