[[と]]【どんぶり-かんじょう:どんぶり勘定】
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*解説 [#v10dbb46]
-この言葉の語源は「[[どんぶり>丼]]の中に金を入れて勘定した」などと考えるのが普通そうなのだが、実はちょっと違っていた。~
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-昔、職人などは体に腹掛けや胴巻きなどを付けている事が多かった。この胴巻きはお腹が冷えるのを防ぐためもあったが、それ以外に[[煙草]]や[[マッチ]]、あるいは小物・小銭などを入れるのに重宝していた。つまりウエストポーチみたいな物だったのだ。~
-この腹巻きの名前が「どんぶり」だったのだ。~
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-このどんぶりの中から職人がほとんど計算無しにひょいっと金を取りだし使うことから、ちゃんとした計画無しに金を使う事を言うようになった。~
-で、このどんぶりと言う腹巻きだが、そのさらに語源は大きな袋と言う意味の「だんぶくろ」だった。~
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-どんぶり勘定の別の説では、[[お風呂>風呂]]に勢いよく入った時の擬音「どんぶり」から来ていると言うものもある。~
金の入っている器に勢いよく手をつっこみ無造作に金を取り出すと言う意味らしい。~
*更新履歴 [#naa5bb19]
-1998.00.00