くしゃみ の変更点


 [[く]]【くしゃみ:嚔】
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 *くしゃみの豆知泉 [#s05d8873]
 -くしゃみを連続でした回数での占い「1に誉められ、2に憎まれ、3に惚れられ、4風邪をひく」
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 -「くしゃみ」は昔は邪鬼の仕業とされ、それを祓うために「くさめえ」と呪文を唱えたことが語源。ちなみに「くさめえ」とは(邪鬼に対して)「糞を食め」の意。
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 -クシャミのときに出る唾は、速いものだと瞬間最高速度が、音速とほぼ同じになる。
 
 *くしゃみの語源 [#r4c24a36]
 -現在より医学の発達していなかった鎌倉時代の頃、くしゃみと言うものは大いに恐れられていたのです。~
 -当時は風邪をこじらせて死んでしまう場合も多かった為に、その前兆としてくしゃみをするので、「くしゃみ=病気=死」という図式が人々の間に出来上がっていたのです。~
 -もちろん、単純に鼻の粘膜が[[花粉]]や塵などで刺激されて出るくしゃみもあったのですが、そんなの全然判らずにくしゃみが出ると恐ろしいことになると恐れられていたと言うわけです。~
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 -確かに、突然大きな声で「はっくしょん!」と叫ぶように出てくるくしゃみは当人だけでなく、周囲の人々にとっても《物の怪:もののけ》に取り憑かれそうな感じだったのかもしれません。~
 当時の人々は、くしゃみと共に体の中から霊魂が飛び出してしまい、それによって死に至ってしまうと考えられていたようなのです。~
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 -[[鎌倉時代]]に書かれた随筆『[[徒然草]]』の中にある記述によると「みちすがら「くさめ、くさめ」と言ひもて行きければ」とあります。~
 これはくしゃみが出てしまった尼僧がこれは大変だと災いよけの呪文を「くさめ、くさめ」と唱えて、死を寄せ付けないようにとしている場面なのです。~
 -ここで言われる「くさめ」と言うのは、災いよけとして《休息命:くそくみょう》と言っていたものが省略されたもので、それがさらに変化して現在つかわれている「くしゃみ」と言う言葉になったのです。~
 
 *危険なくしゃみ? [#s2d585e5]
 -くしゃみをするときに何故か[[目]]をつぶってしまうが、これにはもの凄い説が存在する。~
 -G・Hドラムへラー博士と言う人物は、くしゃみをする瞬間、人間の体内すべての機能が停止する。その時に、目を開けたままだと目玉が飛び出してしまうので、それを自動的に防御するために目をつぶるのだと説いている。~
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 -とりあえず、くしゃみをして目が飛び出てしまった人の話は今のところ、聞いたことがない。
 
 *関連項目 [#v6d96878]
 -[[コショウ]]
 
 *更新履歴 [#jd6ea910]
 -2000.08.01
 
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