お盆 の変更点


 [[お]]【お-ぼん:お盆】
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 *語源 [#a4146f55]
 -ここで言う『盆』とは[[インド]]の「ウラバンナ」と言う言葉から《盂蘭盆:うらぼん》と言う言葉になり、現在のように省略して「盆」と言うようになったのです。~
 
 *お盆のきっかけ [#f5d88a8d]
 -この7月のお盆の行事のキッカケは[[仏典>仏教]]の中にあります。~
 [[お釈迦さま]]の十大弟子の中に《目健連:もくけんれん》と呼ばれる弟子がいました。~
 [[お釈迦さま>釈迦]]の十大弟子の中に《目健連:もくけんれん》と呼ばれる弟子がいました。~
 -その彼の死んだ母親が『餓鬼道:がきどう』に落ちて逆さ吊りの刑にあって苦しんでいたのです。そこで目健連はお釈迦様に母親を救って欲しいと頼み込んだ所、お釈迦様が供養をしたおかげでその母親の霊を助け出すことができたのです。~
 -その日が[[7月15>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=07/15]]だと言われており、その言い伝えがきっかけで盆の行事がはじまったのです。~
 
 
 *お盆の行事 [#u722b9bf]
 -7月の大きな行事になっているお盆は《精霊迎え:しょうりょうむかえ》と言う死者の霊魂を迎える行事で、家の門前で迎え火を焚くのが習わしとなっています。~
 それは仏様が家に帰るのに道に迷わないようにと迎え火を焚くわけです。~
 あるいは迎え火の中から先祖の精霊が現れるという説もあります。~
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 -日本では[[7月1日>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=07/01]]を「地獄の釜のフタが開く日」としていて、その釜に先祖が入れられないようにと、その日に門火を焚いて祖先の精霊を呼び寄せる地方もあります。~
 7月7日の[[七夕]]から7日盆と胃って準備をする処もありますが、一般的には[[7月13日>http://tisen.jp/dkg/query.php?KeyDate=07/13]]の夕刻に迎え火をたくことが多いようです。~
 身内の人が亡くなって初めて迎えるお盆の事を『新盆:にいぼん』と呼びますが、その場合は盆提灯を飾ります。~
 
 *地獄の釜 [#g6ae9af8]
 -この[[地獄]]の釜に入ると言うのは死後の世界で、餓鬼道と呼ばれる場所で辛い目にあう事を意味します。~
 そこに堕ちそうな(堕ちた)人を助けるのが本来の目的ですので、そこから助け出した人々を看護すると言う意味合いがあるので、季節の[[野菜]]や[[果実]]などで盛大に食事をお供えします。~
 そしてお盆が終わった後、ゆっくりと[[馬]]に乗り、[[牛]]の背に食べ物を積み込んで[[天国]]へ向かって貰うために、[[キュウリ]]で馬、[[ナス]]で牛を作ってお供えするのです。([[トウモロコシ]]の毛でしっぽ)~
 さらに、[[カボチャ]]をくりぬいたものを提灯に見立てる地域もあります。(まるで[[ハロウィン]]ですが)~
 
 *更新履歴 [#gd38c7cf]
 -1999.00.00
 -2000.09.05(地獄の釜)
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