CD のバックアップ(No.3)


【しーでぃ:CD】

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CDの豆知泉


  • 音飛びしてしまうCDは赤マジックで傷を塗ると直る。なぜなら、これによってCD表面の傷が埋まりレーザーが乱反射しなくなるから。


  • アルバムサイズのCDは開発された当初の直径は、今の物より 0.5cm 小さい11.5cm だった。

  • CDの最大演奏時間74分はソニー会長が「カラヤンが演奏する第九が入る時間」と言い出した事がキッカケとされている。実際には演奏速度のゆったりめなフェルトベングラー版第九の演奏時間が基準となった。


  • CDはコンパクトディスクの略称だが、イギリス英語を採用したので「DISC」。アメリカ英語なら「DISK」

  • 現在はCDレーベル面に写真があるのは当たり前だが、世界初のピクチャーレーベルCDは島田奈美?の『VIA AIR MAIL』(1987:日本コロムビア)

  • 世界で最初のつきCDはGO-BANGSの「グレイテスト・ヴィーナス」で、ピンク?色。

安売り

  • ふと思ったりするのですが、家電製品などは店によって価格がまちまちで、中には「他店より高い商品がありましたらお申し付け下さいませ。それより安い値段で販売いたします。」などと言う店もあります。
    それに比べてCDショップなどでは、どの商品も律儀に定価と言う物をキッチリ守って販売されています。何故、他店と差別化を図るために安く売らないのでしょうか?

  • 実は現在CDは「再販売価格維持制度」と言うもので守られていて、発売から二年間はレコード会社が設定した価格でしか販売してはいけないと言う法律があります。
    それを過ぎたCDに関しては店の判断で安売りをしても構わないと言うことになっています。

  • しかし、最近の音楽の消費のスピードでは2年前の音楽にどれほどの価値があるのか?

水曜日発売

  • 以前のレコードの時代は新譜の発売日と言うと、月末の給料日前後に集中していました。
    これはもちろん給料が入って… と言うのが前提になっています。70年代末にすでにアルバムが2800円だったのですが、物価の事を考えると結構高い物となっています。その為に、当時は学生がレコードを買うのは結構大変だったのです。
    だから社会人がレコードの購買層になっていたので、給料日に集中していたと言うワケです。

  • その為に、中高生をターゲットにしたアイドルの場合は人気のわりにレコードが売れず、当時かなりテレビラジオでくり返し聞いたためにヒットしていたと思われていた曲も枚数的に考えると大したことなかったりしました。
    その逆に大人中心の演歌がヒットチャートに入ると言うのも当然のことだったのです。

  • 時は替わり、現代「CDの値段が高い」と言われつつも、70年代と比べたら物価に比べかなり安くなり学生も買えない値段では無くなっています。と、言うか現在のヒットチャートは学生が中心なのです。

  • そこで現在のCDの発売日を見てみると不思議な事に水曜日に集中しています。これは何故か?と言うと、ヒットチャートを左右する「オリコン」が関係してきます。
    このオリコンのCD売り上げの集計が実は、水曜日から翌週の火曜日までとなっていたりするのです。
  • つまり、日曜日あたりに発売したCDの場合は初めてチャートに出る時の集計が「日曜日・月曜日・火曜日」の3日の売り上げと言うことになってしまうのです。
    そこでチャートに曲を送り込む作戦として、集計が始まる水曜日からといつしかなって来たのです。

CDの値段

  • とりあえずCDの価格を3000円とします。
    その中で販売するレコード店の利益は定価の25〜27%(750〜810円)とされています。

2000.07.21

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