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[[は]]【はちのへし:八戸市】[[青森県]]
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『知泉的:語源&由来辞典』↓[[こちらで構築中>http://tisen.jp/gogen/]]。~
この「知泉Wiki」の内容を改訂してリニューアルしてます。
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*八戸市 [#vff6ddf5]
-[[青森県]]に八戸と言う地名があるが、青森から[[岩手>岩手県]]にかけて「一戸」から「九戸」まで、「四戸」以外は全部揃っている。~
青森県八戸(はちのへ)市は、[[太平洋]]に面した港町で、[[江戸時代]]には南部氏の城下町として繁栄していました。~
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-この八戸に「八」が付いている理由ですが、実はこの周辺には「一戸」から「九戸」まであるのです。~
「四戸」は昔存在していましたが、現在は苗字として存在しています。[[岩手県]]の北部にある「一戸」北上するに従って「二戸」「三戸」と続き、青森県中部の「七戸」にまでがあり、そこから南下して海岸沿いの「八戸」そして「一戸」の隣まで南下して「九戸」があります。~
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-距離にして約80キロ、二県に渡る「数字+戸」の地名と言う事で、このような広範囲を関連した地名が続いているのは珍しい事です。~
「戸」と言うのは、家のことだとか、牧場を区切る柵のことだとか、部制の部のことだとか、色々な説がありますが、この周辺では家の事を「と」と発音することがあります。~
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-この戸の付く地名の多くが盆地の中にあり、中世には「三戸城」「八戸城」「九戸城」などの城も築かれていたそうです。~
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-この一戸から九戸を総称して昔は「糠部・ぬかのぶ」と呼んでいたそうですが、ここでは優れた[[馬]]を産出することで有名で、これが岩手県盛岡市のお祭りの「ちゃぐちゃぐ馬っ子」で有名な「南部馬」になったのです。~
*更新記録 [#n81233c4]
-2001.00.00