南極 のバックアップ(No.1)
な【なんきょく:南極】
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南極の豆知泉 †
- 南極大陸最高峰はビンソンマッシーフ(4897m)。南極大陸第2位の高山はマーカム山。
- 1912/1/18・イギリスの探検家のスコットが南極点に到達。しかしアムンゼンが前に到達していたことを知る。失意の帰り道、基地まであと10数キロのところで死亡。
- 勝敗の原因の一つにアムンゼンが寒さに強い犬を使い、スコットが馬を使っていたと言う違いがある。
- 後に敗者のイギリスは「アムンゼン達は、そり犬を食糧にしていた」と非難した。それは事実だったが、実はスコット隊も馬を食糧にしていた。
- 1991/1/19・日本の田部井淳子が南極のビンソンマシフの登頂に成功。これで女性初の6大陸すべての最高峰登頂記録をうち立てた。
- 南極は北極より寒い。これは氷の下に地面があるか無いかの差が大きく影響している。
- 南極の昭和基地の中にあるバーの名前は「しのぶ」。
南極条約における旅行者の基本マナー †
- ペンギンなど生物を捕まえてはいけない。
- 同じく群れを乱すこと。脅かす事は禁止。
- 同じくエサを与えることは禁止。
- ペンギンの5メートル以内には近寄ってはいけない。
- オットセイの場合は15メートル以内には近寄ってはいけない。
- ゴミを捨てること。燃やすことは禁止。
- ペットを持ち込む事は禁止。そのペットには犬ぞりの犬も含まれる。
- 野外でウンコ?をしてはいけない。
- 南極のコケ?を踏んではいけない。
- 南極にある物は石1つでさえ、外部に持ち出してはいけない。
領土問題 †
- 地球上のすべての陸地は必ずどこかの国の領土になっている・・・と思われがちですが、南極は唯一どこの国の物でもありません。
- 実際の事を言えば、この氷に閉ざされた南極大陸の下には膨大な鉱物資源が眠っていると言われているために、自国の領土にしたいと狙っている国もあると思いますが、かつてイギリス・チリ・アルゼンチンの間で領土問題紛争が起こった事もあります。
その教訓から1959(昭和34)年に南極会議が開催されて、南極観測に参加して基地を持っているアメリカ・ソ連・日本などの12カ国が『南極条約』に調印した。
- この条約には、軍事利用の禁止、領有権に関する主張の凍結などを定めて、あくまでも南極は平和利用の為に観測をすると言う事になりました。
と言ってもこの条約はその時の各国の主張を凍結しただけであって、7カ国(アルゼンチン・チリ・オーストラリア・フランス・ニュージーランド・ノルウェー・イギリス)は大陸の一部の領土権を主張していて、資源発見の折りには発掘することを希望している。
- それとは逆にアメリカ・ロシアなどは領土権も資源の発掘も認めていない。
もしこの先、貴重な資源が埋まっていると判明した場合は、また紛争が起こる危険性を秘めているわけです。
解説 †
- 南極大陸は氷の大地だ。中心部の年平均気温は−55度。
大陸を覆う氷の厚さは4770mにまで達するところもあるという。
富士山以上だ。
しかし、実はこの氷の大陸にも砂漠や湖や温泉があり、なんと海水浴までできるのである。
(大中さんよりの投稿)
砂漠 †
- その場所は南極横断山脈の一角にある。
一面大地が露出・砂漠化しているところで、ドライバレーと呼ばれている。
一歩足を踏み入れただけで唇や皮膚がカサカサになり、1000年前のアザラシのミイラも発見されるという。
その秘密は東西にはしる南極横断山脈。
高さ3000m級の山々が連なり、その長さは4000km。
ヒマラヤ(2500km)より長い。内陸から吹く雪</a>を含んだ風が、山を越えるときに雪を降らせてしまい、ここには水分のないからっ風が吹き込むためだ。
(大中さんよりの投稿)
湖 †
- ロシアのボストーク基地の下、遥か3000mの氷の底。
そこには湖が広がっている。
広さは琵琶の15倍、深さは125mというこの真水の湖は、英国の航空機によるアイスレーダー観測と、欧州宇宙機関の地球観測衛星によって発見された。
この湖の謎を解く鍵は「氷」。
南極を覆う氷が移動することによっておきる摩擦熱で、下層にある氷が融けてみずになったと言われている。
しかも、生物のいる可能性まであるという。
この湖は100万年前から存在するというから、シーラカンスやカブトガニのような生きた化石がいるかも知れない。
(大中さんよりの投稿)
温泉・海水浴 †
- 南極半島先端のデセプション島。
ここは火山島で、その中にある入り江のテレフォン湾には海底から温泉がわき出ているという。
南極で裸になる勇気さえあれば、海水浴までできるのだそうだ。南極おそるべし!
(大中さんよりの投稿)
1月29日 南極の日 †
- この年から翌年にかけては「国際地球観測年」で、南極大陸には日本をはじめ12か国による観測網が敷かれました。
12月14日 南極の日 †
更新履歴 †
- 1999.11.18