端午の節句 のバックアップ(No.1)


:端午の節句(たんごのせっく)

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無病息災

  • 5月5日は[端午の節句]として、男の子の成長を祝う日とされています。
    「端」は物のはし、つまり「はじまり」という意味で、「午」は「五」に通じることから、もともと「端午」は月のはじめのの五の日のことでした。
    その中でも数字が重なる5月5日を「端午の節句」と呼ぶようになったのです。

  • 現在では同時に[こどもの日]と言うことで男女の関係なく、お祝いをする国民の祝日となっています。その為に男子からは「女子はヒナ祭りが別にあって不公平だ!」などと言う意見も出たりします。
    しかし、古代にまで遡るともっと不公平なことに、この時期、女性中心のお祭りも存在していました。

  • 旧暦で言う5月と言うのは、ちょうど梅雨入りの季節に当たり田植えが行われていました。
    仏教では「女性はけがれている」と言う考えがあったので、神様が司る田植えの前に、その身のけがれを払う習慣がありました。その儀式は女性中心のもので、徐々にお祭りの形になっていったのです。

  • それに、中国から入ってきた端午の節句の儀式が合体して行われるようになっていったのですが、いつしか武家が世の中の中心になった頃から、男の子だけの祝いの日に変化していったのです。
    さらに「菖蒲」が「尚武」と同じ読みであることから、鎌倉時代ごろから男の子の節句とされ、甲胄・武者人形などを飾り、庭前に鯉のぼりを立てて男の子の成長を祝うようになりました。

関連項目


更新履歴

  • 2001.00.00.知泉

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