大根 のバックアップソース(No.1)

[[た]]【だいこん:大根】
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*分 類 [#qc636f17]
-学 名:RAPHANUS SATIVUS L.~
分 類:アブラナ科ダイコン属/1・2年草~
別 名:~
外国名:英語:RADISH[西洋大根]~
    英語:CHINESE RADISH / LOBO[中国大根]~
    英語:JAPANESE RADISH / DAIKON[日本大根]~


*原産地 [#ke907277]
-大根の原産地については諸説あって、確定的なものはまだありませんが、野生種がいまだに存在していると言う意味では[[地中海]]沿岸という説が有力です。~


*渡来 [#zfe2f83c]
-日本ではかなり古い時期から栽培・食用とされていたらしく、いつどの様な形で渡来してきたのかは不明です~


*栽培状況 [#z37b9ffe]
-日本が原産地ではありませんが、日本を代表する[[野菜]]です。~
記録上では明治時代以来、作付け面積・生産量ともに野菜の中で第1位をキープしつづけています。~
記録には残されていませんが、おそらく[[江戸時代]]からこの1位は続いているものと思われます。~


*大根の本当の読み方はオオネ? [#l9bd77c9]
-女性を表現する時に「大根」の名称を使用する時、今では「大根足」を意味して、基本的に太い足をあらわしている為にあまり良い印象がない。~
しかし昔は女性の[[肌]]の白さをあらわす誉め言葉だったです。~
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-『[[日本書紀]](720年)』に、[[仁徳天皇]]が皇后に贈った歌の中で「山城女(やましろめ)が鍬で掘り起こしたオオネ(大根)の様な、真っ白な腕を絡ませた事が無かったならば、私たちはお互いを知らなかっただろう」と言う内容の愛の歌を書いてある。~

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-この『日本書紀』の記述が日本の文献に初めて書かれた大根(オオネ)です。~
この時代は大根の事をオオネと呼んでいて、それを[[漢字]]で書くようになり、現在の「ダイコン」と言う呼び方が誕生しました。~
10世紀の文献では「オオネ」「コホネ」と、大根の種類(大きさ)によって呼び分けていた様で、いくつかの品種が栽培されていたみたいです。~


*大根の旬 [#s612c9f4]
-大根は多様な品種の使い分けによって、最も古くから露地栽培で周年供給が可能になっていた。~
大根は収穫時期によって「秋大根(秋蒔き年内とり)」「冬大根(秋蒔き越冬とり)」「春大根(冬蒔き春とり)」「初夏大根(春巻き初夏とり)」「夏大根(夏蒔き夏秋とり)」の5種類に分けることができる。~
大根の旬と言うと、周年的に収穫できる事から断言は難しいが、あえて言うのならば「秋〜冬」。~


*大根の利用法 [#j0c1d3fa]
-大根は「生食」「煮食」「漬け物」「干し大根」など多様な利用法ができる、かなり万能な野菜です。~
漬け物の主流は沢庵漬けですが、干しあげ・塩を利かせた深漬け・減塩した浅漬けなど色々ありますが、近年は塩分を考えて浅漬けが多くなってきたと言われています。~



*韓国の水キムチ [#p352cc8d]
+大根と[[白菜]]を短冊切りにして、[[ワケギ]]も同じくらいの長さに切っておきます。~
+それに[[塩]]を混ぜて容器に入れておくと、野菜から自然と[[水]]が出てきます。~
+それを大きな容器に移して、[[梨]]の細切りを混ぜ合わせ、さらに水と少量の塩を加え、そのまま漬けておきます。~
+しばらくそのまま漬け込んでおくと野菜が発酵して、微妙に酸っぱくて甘い夏向きのすっきりした味のスープが完成します。~


*更新履歴 [#x0df8d99]
-1997.00.00
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