石油 のバックアップ(No.4)


石油:せきゆ

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石油

  • 1934(昭和9)年に「石油を飲むと結核が治る」という石油療法を唱導する人物が登場し、内務省が衛生局対策委員会を設置して取り締まったことがある。

  • 石油という単語はもともと「石炭に代わる代用燃料」という意味で「石炭油:せきたんゆ」と呼ばれていた物が短くなった言葉。から出来るではない。

石油ではない石油

  • 人類にとって限りある資源と言われながら、大量に使われ続けている石油。
    その資源が中東に集中しているために、利権を巡った紛争なども続いています。
    しかし、この『石油』と言う名称は、やはり黒く?てドロドロなので昔の人が「が溶けて出来た油」と思ったのでしょうか?

  • 実は、この石油以前に別の物が『石油』と呼ばれていたのが、元になっています。
    現在は多くの動力が石油を精製したものによってまかなわれていますが、それ以前の19世紀半ばまでは石油を動力として使用するには至っておらず、貴重な動力源というと『石炭』でした。
    この石炭を使いやすく有効に使うと言うことで考え出された方法は、石炭を液体に変化させると言うもので、その状態を《石炭油:せきたんゆ》と呼んでいたのです。
    その呼び名がいつしか短縮化されて《石油:せきゆ》となっていったのですが、19世紀半ばにそれまで手を焼いていた黒い液体を使用する事が可能になり、しだいに石炭を液体化したものが使われなくなっていったのです。

  • そして、現在石油と呼ばれている物も最初は《石炭油》と呼ばれていたのですが、いつしか《石油》と呼ばれるようになったのです。

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