推理小説 のバックアップ(No.1)
す:推理小説(すいりしょうせつ)
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推理小説の誕生 †
- エドガー・アラン・ポーが1841年に書いた「モルグ街の殺人」が世界初の推理小説とされており、ここでは密室殺人がテーマになっています。
アメリカに在住していたポーが書いた小説ですが、この事件が起こったのはパリです。ポー自身はアメリカ生まれで一時期イギリスに住んでいましたが、その後はずっとアメリカで作家をしていました。
なぜ舞台をパリに選んだのかと言うのは当時の事情が絡んでいます。
- 物語はパリのモルグ街で夫人と娘が誰がに殺された処から物語は始まり、主人公の探偵オーギュスト・デュパンが登場して推理して解決するという物でした。
実は当時、アメリカにはまだ「探偵」という職業が存在していなかったのです。
1834年にフランス・パリにフランス人ヴィドックがパリで世界初の探偵事務所を開設して、大評判になっています。
モデルが彼なのかは不明ですが、ポーがこの小説を書くときに「探偵はパリにしかいない」と言う事が頭にあったのは確かなようです。