松竹梅のバックアップ(No.1)

し：松竹梅(しょうちくばい)

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どれを注文しますか？ †

ウナギや寿司などを食べるときにお品書きに《松・竹・梅》などと書いてあって、その都度サイフと相談をして決めることになったりします。
実はこの中で最も売れるのは真ん中の『竹』です。これは日本人の中流意識とかが如実に現れた心理だとも言われます。
でもこのお品書きにある《松・竹・梅》は基本的に、店屋側の大いなる戦略だったりするのです。
と言うのも、前述のように一番売れるメニューは『竹』だったりするので、店としては最初から一番売りたい商品を『竹』にして、それの高級版とランクを少し下げた版を考え出せばいいのです。
『松』の高級品は仕入れ価も高く、しかもあまり出ないので儲からないもので、『梅』の安い品はサービス品として利益もさほど期待出来ない。
だから店としても『竹』はお勧めなのです。
ちなみに『松・竹・梅』と付けずに、2種類の値段の違う商品を出した場合、どちからが売れるかは読めないようなのです。だから無理にでも三段階の商品設定をする必要があったりするのです。