蛍の光 のバックアップの現在との差分(No.2)


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[[ほ]]:蛍の光(ほたるのひかり)
 #counter(today)
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 *蛍の光の豆知泉 [#v59e77ce]
 -卒業式の定番曲「螢の光」を、かつて[[紅白歌合戦>http://tisen.jp/pukiwiki/index.php?%B9%C8%C7%F2%B2%CE%B9%E7%C0%EFLIST]]のラストで[[藤山一郎>http://tisen.jp/pukiwiki/index.php?%C6%A3%BB%B3%B0%EC%CF%BA]]が指揮をして合唱していたが、藤山は出だしを歌おうとしなかった。~
 「ほたる」の部分のイントネーションがメロディとあっていないので。
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 -本来のホタルは平坦な発音だが、曲中では「タ」にイントネーションがかかるため。昔の作曲家はそこにウルサイ人が多かった。
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 -その藤山一郎の最大のヒット曲「青い山脈」の出だしの「若く明るい♪」の「ワカク」はイントネーションが正しくない。藤山一郎はそこは問題にせずに歌っていた。
 
 
 *蛍の光:メロディ [#z7ebdc4a]
 -[[卒業式]]の定番の『蛍の光』ですが、歌詞の「[[夏]]は[[蛍]]の光で、[[冬]]は[[雪]]明かりで書物を照らしてまで苦労して勉強をした」と言うのは、苦学を意味していると解っても、さすがにピンとこない物です。~
 それもそのはず、この歌詞は100年以上前の[[1881(明治14)年>1881年]]に東京師範学校の教師によって、[[中国]]の「蛍雪の功」と言う言葉を元にして書かれた物なので、古くさいのもしょうがないのです。~
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 -で、作曲のほうはよく「スコットランド民謡」と書かれていたりします。確かに原曲の歌詞には[[スコットランド]]地方の言葉が使われていたりするので、そうなのかも知れません。~
 しかし、実はほとんど同じメロディが1783年に「ロシマ」と言うオペラにも出てくるのです。もちろん作曲者のウィリアム・シールドはスコットランド人ではなく、[[イギリス]]人なのです。一部ではこっちの方が先だと言う人もいます。~
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 -しかし、これにもさらに異論があり、マンチェスター・ガーディアン紙の記者が調査したところ、このメロディはコルシカ島の宗教行事の際に歌われていたと言うのだ。~
 それを採譜した曲がオペラ「ロシマ」に採用されたのでは無いか?と言うのだ。~
 つまり現時点では「スコットランド民謡」と言い切ることは出来ないのです。
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 *蛍の光:歌詞 [#v998a4a0]
 -♪蛍の光、窓の雪〜♪と歌う『ホタルの光』は古くからの[[卒業]]式の定番ですが、ここに出てくる『蛍の光』とは中国故事によるものです。~
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 -その昔、苦学生だった《車胤:しゃいん》と言う少年はあまりにも貧しくて、夜勉強をしようと思っても油さえ買えなかった。そこで彼は蛍を沢山つかまえて、その光で本を読んで勉強をし、最終的には偉い政治家になったと言う話がありました。~
 その話が「苦学生の鑑」と言うことで歌の歌詞になったのです。~
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 -で、その蛍の光で本当に本が読めるのか?と言うことですが、世の中には本当に[[頑張っちゃう>頑張る]]人が居る物で、実際に蛍を集めて実験した人がいました。~
 その結果、蛍を2000匹ほど集めると「なんとか本が読める」という状態になったらしいのです。~
 しかし、蛍の点滅する光の中では落ち着いて本は読めなかったのではないかと言う感じです。~
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 *更新履歴 [#l77e4d75]
 -2000.03.04:知泉No.153
 -2004.04.20:知泉
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