牛丼 のバックアップソース(No.1)

[[き]]:牛丼(ぎゅうどん)
#counter(today)
------------
*牛丼の豆知泉 [#v20fd9fe]
-牛丼屋の汁の中には、安くて硬い[[牛]]のすじ肉を徹底的に柔らかく食べやすくするために、大量の[[ワイン]]が入っている。~
その為に、子供や、アルコールに極度に弱い人が食べると、グッタリする場合もある。
------------
*牛丼の誕生 [#n68c4d1c]
-普通牛丼と言うといわゆる「吉野家」に代表される、安いのに腹ごたえがあるもので、ドカ喰いをしたい若い世代にはありがたい物だったりします。 ~
が、その一方では高級な霜降り肉を贅沢に使った物も存在していたりします。~
そう言う意味では「吉野家」などは、その高級でめったに食べることが出来ないような物を庶民レベルに引き下げてくれたという意味で感謝すべき存在なのかも知れません。~
と思ってしまうのですが、実は牛丼の本来の姿が「吉野家」などに代表される庶民の食事で、高級牛丼はそれを無理に高級な食材で作ったものだと言う説があります。~
なぜならば、実は牛丼誕生のキッカケは、[[犬]]のご飯だったと言うのです。~
------------
-明治以降に[[肉食]]が大っぴらに解禁された時代の話。~
当時はまだ肉料理というと[[鍋]]を中心にした食べ方がメインで、どうしても高級料理として庶民には縁遠い世界だったのですが、ある料理人が何とか安い値段で安い肉を美味しく食べる方法はないか?と考えていたのです。~
そしてふと横浜の高級住宅街の庭で、飼い犬がご飯の上に前夜の牛鍋の残り汁をかけた物を美味しそうに食べている処に遭遇したのです。~
それを見て、当時は堅くて食べられないと言うことで棄てられていた牛すじをタダ同然で大量に仕入れ、それを延々と煮込んで、煮込み汁と共にご飯にかけて食べる「牛丼」を開発したのです。~
その料理人はさっそく両国広小路で屋台の牛丼屋をはじめたところ大評判になったのです。~
------------
*元祖牛丼専門店! [#a12a8533]
-そうすると真似をする人がどんどん出てきて、牛丼は明治時代中期の肉料理の大ヒットとなったのです。~
そしてついに明治32年に屋台ではない、ちゃんとした店構えの牛丼専門食堂、その名も『牛めし屋』が[[日本橋]]の魚河岸に開店したのです。この店は大繁盛をし、のちに魚河岸が築地に移転する際に店を築地へ建て直したのです。そのついでに店の名前を『吉野家』に改名したのです。~
つまり、現存する牛丼を売る店の中でもっとも古いのが『吉野屋』なのです。(牛丼の元祖ではないですが)~
------------
-ついでに「牛丼に[[紅しょうが]]」と言う組み合わせを考案したのも『吉野家』ですが、これは箸休めとかではなく、安いスジ肉を使用している為に、その臭さを消すために添えられたのです。~
------------
*記載記録 [#q7e89d00]
-2000.07.24:知泉
------------

サーチ:
キーワード:
Amazon.co.jp のロゴ