蒲鉾 のバックアップ(No.2)


?:蒲鉾(かまぼこ)

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かまぼこの豆知泉

  • 蒲鉾は最初、竹輪のような形をしていた。

  • かまぼこは英語で「ボイルドフィッシュ・ペースト」と呼ぶ。

  • かまぼこの厚みは11〜12mm程度がもっとも美味しく感じられるという。
    しかも、噛むときの弾力などから、この厚みだと脳がリラックスしアルファ波がもっとも多く発生する。

語源

  • 漢字で書くと「蒲鉾」と書きますが、初代かまぼこは塩味をつけたのすり身をや棒切れなどに筒状に塗り付けて火でキツネ色になるまで焼いた物でした。
    この当時の武器の鉾(ほこ:ヤリの一種)で蒲(がま)の花穂に似ている物があり、それが「かまぼこ」と呼ばれていました。
    それに似た形をしていたので、そのままこの食品も「かまぼこ」と呼ばれるようになったのです。

  • その後、棒に塗るタイプから板にのせたタイプに変化した時もそのまま「かまぼこ」と呼ばれ続けました。
    ちなみに、それまでの棒に塗り付けるタイプの「かまぼこ」も製造され続けていたのですが、そちらはいつの間にかに塗り付けて、出来上がりが輪になっていると言う事から「竹輪:ちくわ」と言う名称になっていました。

知識

  • かまぼこが始めて登場したのは室町時代の頃だと言われています。
    この頃は前述の竹や棒に塗り付けた物でした。
    安土桃山時代になると、板を使った「板かまぼこ」が登場してきます。
    江戸時代になった頃、それまで直接焼いていた物を改良し、芯まで熱が通るように煮る方法が取られるようになりました。
    しかし、それでは魚のうまみが逃げてしまうと言う事で、さらに改良され蒸すと言う方法が採られ現在のかまぼこが完成しました。

笹かまぼこ

  • 仙台みやげの代表と言えるのが「笹かまぼこ」で、この笹かまぼこが登場したのは幕末の頃です。
    当時の仙台沖には夏になるたびにヒラメの大群が押し寄せてきたので、その食べきれない平目を保存食にしようと考え出された物です。
    伊達藩の紋章が「竹に雀」だったのにちなんで笹の葉形にした物になったそうです。

11月15日:かまぼこの日

  • 全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会が1983(昭和58)年に制定。 平安時代の古文書の祝膳の図に文献などに出てくる最古のかまぼこがあり、この図の書かれたのが1115(文久3)年だった事から「11」と「15」に分けて、11月15日をかまぼこの日と制定した。

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更新履歴

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  • 2006.03.01(アルファ波)知泉

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