牡蛎 のバックアップ(No.1)
か?【かき:牡蛎】
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漢字で牡蛎 †
- 確かに牡蛎をちょっと見ただけではオスなのかメスなのか、性別はよく判らないが、当然メスも存在している。
- カキの事を「牡蛎」と漢字で書くようになったのには、牡蛎の色が原因だったとも言われています。
牡蛎を裏返すと白い色をしている。 - 昔の人は白い物と言えばすぐに白子、つまり精巣を連想した。その為に牡蛎はすべてオスだと言う誤解が生まれ、漢字で書くときに「牡蛎」と言う文字になったのだと言われています。
- 実は牡蛎にもちゃんとオスメスの違いがあるのですが、繁殖期を過ぎるあたりからオスメスがなくなって中性化してしまうのです。
そして次の繁殖期が来る頃に再びオスとメスに分かれて生殖を行って、それが終わるとまた中性化してしまうという変わった習性をもっているのです。
だから「牡蛎にはオスしかいない!」と思ってしまった人も、ある意味正しいような気もします。
- このオスとメスに変化する要因ですが、牡蛎は中性化している時に繁殖時のために栄養を摂取した時に大量に栄養を吸収できた牡蛎がメスになり、栄養が十分でなく、また若いカキはオスになる可能性が高い。
カキはRがつかない月には食べるな †
- カキはRがつかない月には食べるなと言われます。
いわゆる英語でRが付かないと言うと5月から8月の事です。
- 実はこの時期は牡蛎にとって繁殖期で牡蛎の旨味はかなりそっちの方に回されれて美味しくなくなるからなのです。ついでに繁殖期の牡蛎には貝毒の危険性もあります。