一休さん のバックアップの現在との差分(No.1)


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 [[い]]【いっきゅうさん:一休さん】
 [[い]]【いっきゅうさん:一休さん】[[人名い]]~
 [[い]]【いっきゅうぜんじ:一休禅師】
 #counter(today)
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 *一休さんの豆知泉 [#v09fe851]
 -とんち話で有名な一休さんは臨済宗。
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 -一休という「号」を、付けてもらったのは16歳のとき。つまり『とんち小坊主の一休』と言う人は存在しない。
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 -一休さんは四回、名前を変えている。千菊丸→周建→宗純→一休宗純。
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 -一休さんは二回、[[自殺]]未遂をしている。
 
 *森侍者という女性の存在 [#na41b811]
 -一休さんは物語の中では少年時代しか描かれない事が多かったが、その人生は波乱に富んでいた。~
 いわゆる僧侶というと女性と関係を持たないように思われがちだが、室町時代の僧侶の中には女性を囲う者も多く、一休もそれに輪を掛けたような状態で何人もの女性と浮き名を流した。~
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 -もっとも有名なのが一休の最期を看取った《森侍者:しんじしゃ》という盲目の女性で、一休が78歳の時の恋人だが、年齢は50歳以上も離れていた。一休が87歳で亡くなるまでの9年間を共に過ごしたと言う。~
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 -近年までこの女性の存在は「もしかしたら物語の中だけの架空の人物なのでは?」とも思われていたのですが、[[京都>京都府]]の《酬恩寺:しゅうおんじ》で見つかった古文書(一休の高弟の《祖心超越:そしんちょうえつ》が[[福井県]]・《深岳寺:しんがくじ》より出したとされる手紙)の中に~
 「一休禅師が居室の《虎丘庵:こきゅうあん》を建設するにあたり、その土地を購入する金額として、森侍者が所有していた小袖を売り、十貫文(銅銭1万枚)を得た」~
 という記述が出てくるのです。~
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 -いわゆる一休は、同居の女性に金を工面して貰い、家を建てたのですが、そこで工面して貰った十貫文というのは現在の金額に直せば、約100万円ぐらいと推測されるので、この森侍者の持っていた小袖は超高級品だと言うことになる。~
 この文献により、森侍者という女性の存在どころか、この女性がかなり裕福な家の出であったことが想像できるのです。~
 
 
 *更新履歴 [#af504b78]
 -2000.00.00
 
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