レコード:シングル盤 のバックアップ(No.1)
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- 1 (2006-03-02 (木) 17:21:59)
れ?:レコード:シングル盤
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知識 †
- 最近の人はあまり知らないかもしれませんが、アナログのレコードのシングル(EP)とアルバム(LP)では真ん中の穴のサイズが違います。
直径30センチもあるLPレコードの真ん中には小さな穴が開いていのですが、16センチのシングルレコードには大きな穴が開いていました。
それをプレイヤーで聞く場合には毎回、アダプターを取り付けて聞かなくてはいけませんでした。
なぜ、こんな規格の差を作り出して面倒くさい物にしてしまったのでしょうか?
- 実はシングルの穴サイズは1949年頃に発売されたオートチェンジャープレイヤーのシャフト部分の太さに合わせて大きくされたものなのです。
このプレーヤーはシングル盤を8枚セットして連続演奏出来る機械なのですが、この機械が大好評で、その後から開発されたオートチェンジャープレイヤー、そしてジュークボックスなどが全部シングルの穴を大きく設計するようになったのです。
これは機械的にかける為に穴が大きいほうがレコードの安定性がよいという理由があったのですが、それに併せてシングルレコードも穴が大きくなりました。
- 最初の頃は、大きな穴の中に小さな穴を開けたアダプターが最初から取り付けてあるようなレコードもあり、ジュークボックスなどにかける場合は、そのアダプター部分をプラモデルの部品を取り外すようにポキリと折って大きな穴にする様な仕掛けの物もありましたが、段々と大きな穴が通常になっていったのです。
更新履歴 †
- 2000.00.00:知泉