ルバング島 のバックアップ(No.3)


【るばんぐとう:ルバング島】

Counter: 7923, today: 1, yesterday: 2

1972年10月19日 ルバング島で元日本兵二人発見

  • 第二次世界大戦終結から27年、当時のままフィリピンのルバング島で敵から逃げ隠れ、で生活をしていた日本兵二人が現地の人によって、1972年.10月19日に発見された。

  • 実はそれ以前の1961年に「元日本兵らしい二人が島民二人を殺傷し食糧を強奪」と言う地元警察の発表もあったのが、その時の捜索では発見する事が出来なかった。

  • 第二次世界大戦から用心深く27年もの間ひたすら二人の日本兵は山の中に隠れ続けていた。
    その日本兵保護作戦の際に激しく抵抗をしたために、その内の1人小塚金七一等兵を射殺せざるを得ないと言う最悪な状態になってしまった。
    しかし、もう一人の日本兵はそのまま逃走した。

  • それまで27年を逃げ続ける事が出来たのは相棒が居たためで一人きりになった最後の日本兵は、精神的に弱り、それでも逃げ続けたのだが、翌1973年、ルバング島に元上官が山に入り説得にあたり3月10日保護された。それが最後の日本兵・小野田寛郎少尉だった。
    彼らの中ではまだ第二次世界大戦は終わっていなかったのだ。

更新履歴

  • 1999.10.21.知泉No.041
サーチ:
キーワード:
Amazon.co.jp のロゴ