バスティーユ牢獄 のバックアップソース(No.1)

[[は]]【ばすてぃーゆろうごく:バスティーユ牢獄】
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*解説 [#s9369ef9]
-「サディズム」という言葉の語源にもなったマルキ・ド・サド。日本には渋沢龍彦によって紹介され、その出版を巡って「猥褻だ」と裁判にまでなった(サド裁判)ことで有名である。~
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-フランス革命のまさにその日、彼はバスティーユ牢獄の中にいた。といっても政治運動をしたのではなくて、単にその放蕩ぶりがたたったためである。~
[[ベルサイユ宮殿]]は[[トイレ]]がないことで有名だが、宮殿にないくらいだから当然監獄にもない。サドには小便を入れる壺さえ与えられず、「これで外に流せ」と漏斗型のブリキとあてがわれた。~
ふてくされて過ごしていたある日、外が妙に騒がしいことに気が付いた。外を見ると、革命の気運に燃える民衆が。そこで彼は一計を案じて「民衆よ、今こそ立ち上がれ!」と漏斗をメガホンのように使って大演説。~
これに興奮した民衆は、当初は予定になかったバスティーユ牢獄に襲撃のためなだれ込んだ。~
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-[[フランス革命]]の中の知られざるエピソードとして知られているが、どうも[[眉につば>眉唾]]を付けたくなる。~
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*豆知泉 [#j31d167c]
-バスティーユ監獄を建設させたパリ市長ユグ・オーブリーオは後に異端者として告発され、同監獄の入獄者第1号になってしまった。
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-バスティーユ監獄跡地は現在遊園地になっている。
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*更新履歴 [#p141901a]
*2000.00.00 [#x9375de7]
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