ハリウッド のバックアップ(No.2)
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- ハリウッド へ行く。
- 1 (2006-07-06 (木) 06:03:40)
- 2 (2008-10-01 (水) 08:08:59)
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映画の都になった理由 †
- ハリウッドと言う街は映画の都として世界的に有名で、アメリカ式の大がかりなスペクタクル映画のことを「ハリウッド映画」などとも呼んだりします。
このハリウッドは元々は、19世紀末から20世紀にかけての開拓時代はイタリア系とユダヤ系の移民によって基礎が作られた街です。
- この砂漠地帯にある街が映画撮影の場所として使われるようになったのは、とにかく晴天の日が多く、野外撮影ロケをするのに最適の環境だったと言うのが最大の理由です。
- 砂漠地帯にあるということで、一年を通し晴天も続き、さらにカラッとしているために、撮影日程を滞らせることもなく消化できると言うのが映画関係者にとって大メリットだったのです。
雨で撮影中止になった場合、それだけ長く役者やスタッフを拘束しなければならず、無駄な費用が掛かってしまうのです。
- 晴れの日を撮影技術で雨を降らせる事は簡単にできますが、逆に雨の日の撮影を晴れの日に替えることは出来ないからです。
- また、当時はフィルム感度の問題から屋外のような明るい場所でしか撮影できなかった。
電球などの照明はあったが、映画撮影を行うには十分な明るさを確保できなかった。
ハリウッドサイン †
- ハリウッドの象徴である「HOLLYWOOD」サインは世界的に有名である。
晴れた日には40〜50キロ離れても確認できる。
- 1923年、制作された当初は「HOLLYWOODLAND」であった。
不動産会社「HOLLYWOODLAND」の広告として、4000個の電球を使って作られた。
その制作費は当時の金額で21,000ドル。
- 1932年9月18日の夜、女優のPeg Entwistleが、映画「Thirteen Women」(13人の女)への出演が取り消しとなったことを悲観し、「HOLLYWOODLAND」の「H」に立てかけてあった作業用の梯子を登り、サインの上から飛び降り自殺をした。
- 1939年、管理保守が中止された。
そのため、長年風雨にさらされ「LAND」の部分が破損する。
- 1949年、先の自殺騒動から、「HOLLYWOODLAND」の13文字が不吉とされたこともあり、「LAND」の4文字が撤去される。
地元の商工会議所が寄付を募り、4,000ドルで撤去した。
- 1973年、残された部分も傷みがひどくなる。
28,000ドルの寄付を募ることにより全面改修を計画。
- 1978年、ハリウッド・サイン基金 (Hollywood Sign Trust) 設立。
元のサインは解体され、同じ場所に鉄骨造りで、現在の「HOLLYWOOD」サインが建てられた。
- イベントなどの際に、サインの文字を隠したり付け足したりして、別の言葉に変えることがある。
更新履歴 †
- 2002.07.22
- 2008.10.01