テディベア のバックアップ(No.1)
て:テディベア(てでぃべあ)
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テディベア誕生 †
- その時、ルーズベルトはまったく獲物をしとめることができませんでした。
そこでおつきの人が、同行していたハンターが小熊を追いつめて最後の一発を大統領に頼みましたが、「瀕死の小熊を撃つのはスポーツマン精神にもとる」として撃たなかったというものです。
ちなみに、その時の漫画でクマを書いた作者はクリフォード・ベリマン。
- この漫画は他の新聞紙上にも転載されて、そこに書かれていた愛嬌のあって可愛い子グマの絵が大評判となった。
これがテディベアの原型の誕生なのだが、大統領セオドアの通称がテディだった為にこの子グマの事を「テディベア」と呼ぶようになった。
元祖テディベア †
- 元祖テディベアこのテディベアを最初にぬいぐるみとして製作したのは、どこかと言う話になると、現在「アメリカの玩具メーカー」と「ドイツの玩具メーカー」2つの会社が『こちらが元祖』と言って譲らない状態で確実な証拠もなく結論がでていない。
- アメリカのアイデアル・トイ社では、妻と二人、ブルックリンの小さな菓子屋で手作りおもちゃを打っていたが、創業者のモリス・ミッチョムが、新聞に掲載されたベリマンの漫画を見て、すぐぬいぐるみを造った。
茶色のフラシ天を素材にして、動かせる手足をつけた見本が、漫画の切り抜きと「テディの子グマ」のラベルと共に、菓子屋のショーウィンドウに飾られたと言う。
- ドイツでは、足の不自由なお針子のマルガレーテが創業したシュタイフ社が元祖だと言っている。
シュタイフ社はフェルト製のゾウやネコ・ウマ・イヌなどの動物ぬいぐるみを製作していたが、創業者マルガレーテの甥で画学生のリヒャルトが造った両手足を繋ぎ合わせ、頭を動かせるフラシ天で造った小グマのぬいぐるみを売り出したのが元祖だと言う。
- *小グマのぬいぐるみに「テディベア」と言う名前を付けた元祖がアメリカで、現在「テディベア」と呼ばれているデザインの子グマのぬいぐるみを造った元祖がドイツだと言う説が有力。
そのために、テディベアコレクターの中ではドイツのシュタイフ社の物が価値が高い。
テディベア大流行 †
- 1906年にはアメリカでは自動車に飾るマスコットとして大流行した。
その流行を見てミシガン州の牧師が「テディベアは母性本能を消滅させ、国家を自滅に駆り立てるものだ」と激しく糾弾したと言う。
10月27日 テディベアズ・デー †
- 10月27日とはテディベアの名前の由来となったアメリカ26代大統領セオドア・ルーズベルトの誕生日です。
イギリスのテディベアコレクターの間ではじめられ、世界中で「心の支えを必要とする人たちにテディベアを贈る運動」が行なわれています。
日本では日本テディベア協会が1997(平成5)年から実施。 - 関連サイト:日本テディベア協会http://www.jteddy.com/
記載記録 †
- 1998.00.00:知泉