スケバン刑事 のバックアップ(No.2)


:スケバン刑事(すけばんでか)

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知識

「花とゆめ」に連載されていた和田慎二の漫画


初代:斉藤由貴


  • 原作通りのストーリーだったが、原作と違っていたのは主役の斉藤由貴がぽわ〜んとしてて緊張感が無く、運動神経のない所だった。
    しかもTV的にラストはヨーヨーの中から警視庁マークが出てきてタンカを切るという水戸黄門のパロディになっていて、原作のファンの腰を砕けさせた。
    この当時はほとんど演技素人の斉藤由貴だったが、この後着実に女優としてのキャリアを積み本格的女優に成長する。
    その為にこの作品は彼女の出世作だが、作品リストから消去されている事も多い。

2代目:南野陽子


  • 「スケバン刑事2-鉄仮面伝説」

  • 幼少の頃から鉄仮面を被せられて10数年、スケバン刑事として出てくるまで一度も外させて貰えなかったと言うシチュエーションなのだが、顔はしっかりメイクして、髪の毛はサラサラだった。
    ストーリー自体も荒唐無稽で原作のシリアスさを払拭した作品だった。
    主演の南野陽子もデビュー2年目だったが、これと言って目のでないB級アイドルだったが、大抜擢でスター街道を歩むことになる。
    脇で吉沢秋江相楽ハル子が共に闘うと言う、前作の孤独で暗い部分を排除した造りになっていた。
    この仲間が何人か登場すると言う展開は原作にはほとんど無く、TVでのオリジナルだが、実は1作目が大ヒットした為に2作目を作る際に各プロダクションから「次の作品の主人公には」とあまりに多くの候補が出てきた為に、急遽考えられた手法。
    これは3代目にも引き継がれ、さらに複数の仲間を強調するために「三姉妹」という設定へ変化する。

3代目:浅香唯

  • 1987年4月、浅香唯主演
  • 「スケバン刑事3-少女忍法帖伝奇」

  • 姉妹役で大西結花中村由真が出演。後にこの三人で「風間三姉妹」と言うグループ名でチャート1位を獲得するシングルまで発売する。
    主役に抜擢された時の浅香唯はデビュー2年以上を経過したC級アイドルで大抜擢だった。
    同様に大西・中村もC級アイドルで、それ以前の知名度がまったくなく、その為に新人的な受け入れられ方をしたのも成功の要因だったと思う。
    この作品になると完全にコメディ要素が強くなり、往年の大映TVを狙っていたかのような印象がある。

  • 原作者の和田慎二は2代目の時に「TVは別物だから自由に使って下さい」と言ったがここまで酷くなるとはとあきれ、3代目に至っては語りたくない程腹をたてたと言う。

後番組

  • この作品で「スケバン刑事」シリーズは終了し、その後番組としてコンセプトはまったく同じだが、初期のようにシリアスな設定に戻った『コマンドーいづみ』と言う番組が始まったが視聴率が取れず、途中打ちきりになった。
  • 1998.00.00記載

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