ジューンブライド のバックアップの現在との差分(No.1)


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[[し]]:ジューンブライド
 #counter(today)
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 -[[結婚関連項目]]
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 *なぜ6月なのか? [#se8f55fa]
 -6月に結婚する花嫁の事を幸せの象徴として『ジューンブライド』と呼んで特別扱いをしますが、これは6月の英語名《ジューン:June》がローマ神話の女神《ジュノー:Juno》の名前に由来するからです。~
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 -このジュノーが6月を象徴する神様になったと言う事を説明する為にはまず、古代ローマの暦の話からしなければいけません。~
 昔のカレンダーは1年を単純に10等分したものでした。~
 -6月に[[結婚]]する[[花嫁]]の事を幸せの象徴として『ジューンブライド』と呼んで特別扱いをしますが、これは6月の英語名《ジューン:June》がローマ神話の女神《ジュノー:Juno》の名前に由来するからです。~
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 -このジュノーが6月を象徴する[[神様]]になったと言う事を説明する為にはまず、古代ローマの暦の話からしなければいけません。~
 昔の[[カレンダー]]は1年を単純に10等分したものでした。~
 そしてまず、1番最初の月にはまず悪い気を追い払うという理由で、戦いの神様である《マルス:Martius》の名前が当てられて「マルスの月」と言う意味の《マルティウス:Martius》となりました。~
 次の月には、食を司ると言う理由で、ブタ飼いと言う意味のある《アプリリス:Aprillis》と言う名前がつけられました。~
 3つ目の月には、イタリア地方の女神である《マイウス:Maius》の名前があてられました。~
 そして4つ目の月には、神々を統括する女神である《ジュノー:Juno》の名前がつけられて「ジュノーの月」を意味する《ユニウス:Junius》と言う名前になりました。~
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 -その後、前世紀46年にジュリアス・シーザーが暦を改正して、その際に年の初めに2つの月をつくり1年を12ヶ月にしました。~
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 -その際に、最初の月が3月となり、全部ズレて行きました。~
 そこで最初は4月を意味していた《ユニウス:Junius》が6月を意味するようになり次第に現在の《ジューン:June》になったのです。~
 ここで出てきた《ジュノー:Juno》と言う女神は、ローマ神話の最頂点に立つジュピター(ギリシア神話ではゼウス)の奥さんだったのです。~
 ここで出てきた《ジュノー:Juno》と言う女神は、ローマ神話の最頂点に立つジュピター([[ギリシャ神話]]ではゼウス)の奥さんだったのです。~
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 -彼女は「結婚」と「家族」の守り神として尊敬され、それ故に6月は伝統的に婚礼に適した月と言われるようになったのです。~
 しかし《ジュノー:Juno》は同時に、子供達を守るために「母親の勇敢な闘争心」を発揮してもう一つの顔として『戦闘の女神』とも呼ばれています。~
 つまり「女は弱し、されど母は強し」の言葉通りに、男性は結婚後の女性の強さに用心と言う事になります。~
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 *結婚に適する月、適さない月 [#j53b06cd]
 -前述のことがらから昔よりヨーロッパでは《6月の花嫁は結婚の女神に祝福されるので幸せになれる》と言われ続けていました。~
 それが、日本では第二次世界大戦後(1945〜)にジワジワと浸透して来たと言うものです。~
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 -実は日本ではほとんど知られてない物に《5月の結婚は縁起が悪い》と言うものがあります。~
 ヨーロッパでは《6月の花嫁》とセットで考えられていて、実際に5月の結婚式は少ないそうです。~
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 -これは、諸説あり、ハッキリしていないらしいのですが、~
 ●かつて5月と言うのは死者を奉る行事が行われていたと言う説。~
 ●5月の神である豊作の女神マイアが、自分の月に結婚などという浮かれた事をする人物を嫌ったからという説。~
 と言う説が有力だそうです。~
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 *記載記録 [#p0a5dad3]
 -2000.00.00:知泉
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