ゴーヤ のバックアップ(No.4)


【ニガウリ:苦瓜】
?【ゴーヤー】

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5月8日:ゴーヤーの日

  • 1997(平成9)年5月8日をJA沖縄経済連園芸部が「ゴーヤーの日」と制定しました。
    5月からゴーヤーの出荷が増えるために、ゴーヤーの季節が来たことをお知らせする意味でこの日なのですが、記念日のまいどのパターンで「5=ゴー」「8=ヤー」の語呂合わせでもあります。
    沖縄で当たり前に食べられているゴーヤの本土での普及拡大をめざす日です。
    ついでに沖縄市「胡屋」の日でもあります。

分類

  • 学 名:
    分 類:ウリ科ニガウリ属/一年生つる性草木
    別 名:ツルレイシ・ゴーヤー(沖縄)
    外国名:BALSAM PEAR(英語) / MOMORDIQUE(フランス語)

原産地

  • 熱帯アジア

栽培状況

  • 南九州・沖縄県野菜として栽培されている
    中国南部から東南アジア、沖縄、台湾では重要な野菜。
    九州でも野菜として栽培されているが、それより北では観賞用として栽培する事が多い。

特徴

  • 果実は短楕円形から長円筒形で先が尖っている。
    果皮はいぼ状の突起物に覆われている。
    果色は白色〜淡緑色
    ビタミンCの含有量が極めて多く、ミネラル分も多い。

品種

  • 日本では「中長(果長25〜35センチ)のF1」「宮崎緑」「宮崎濃緑」が育成されている。
    呼び方でただ単に「レイシ」と呼ぶ事もあるらしいが、これは誤用。

沖縄産じゃない?

  • 2001年に放送されたNHK朝の連続TV小説『ちゅらさん?』は、同時間帯シリーズの久々の大ヒット作となり、観光スポットとして舞台となった沖縄県も注目されました。
    (が、放映中にアメリカで起こった同時多発テロ?(2001.9.11)の余波で、アメリカ軍が駐留している沖縄が次の攻撃目標ではないか?と噂が立ち、いきなり観光客が激減したりもしました)

  • この番組中で沖縄を象徴するものとして扱われたのが『ゴーヤー』で、お笑いコンビ・ガレッジセール?のゴリが演じるダメな兄が『ゴーヤーマン』と言うキャラクター商品を売り出して失敗するというエピソードもありました(ちなみに、そのキャラクターは視聴者の要望により実際に発売され、そちらはヒットしました)。
    ゴーヤは九州以北では「ニガウリ」「ツルレイシ」などと呼ばれていましたが、この番組により全国規模で「ゴーヤー」と言う呼び名が定着しました。(前述のように「レイシ」と言う呼び方は誤用)

  • このブームに乗って、番組が放送された2001年、東京都の某大手卸売業者が扱ったゴーヤーは前年比170%になり、普通のスーパーなどでも当たり前のように手に入る素材となり、沖縄料理であったゴーヤーチャンプルやサラダなどのレシピも紹介されていました。

  • この沖縄ブームで沖縄はウハウハかと思いがちですが、実はこの大量に扱われているゴーヤーのほとんどが九州産だったと言います。
    と言うのも「ちゅらさん」の放映は2001年の4月に始まり10月に終わったのですが、沖縄産ゴーヤーの最盛期は6月で、番組がブームになった中盤にはほとんどのゴーヤの収穫が終わっており、番組がブームになった中盤以降の8月ぐらいから収穫されるのは、ほとんど九州産と言うことだったのです。

  • このブームに乗ってゴーヤーを食べた人は「やっぱりニガウリって言うだけあって、苦いなあ」と感じた人も多いと思いますが、実は沖縄産と九州産では苦さが違うのです。
    九州産は細長く苦みが強いタイプで、沖縄産は肉厚で太く苦みが少ないと言う違いがあります。

調理法

  • 沖縄の名物料理「ゴーヤーチャンプル」としてお馴染み。
    未熟果の種子部を取り除き、薄切りにして焼き物・炒め物にする。
    豆腐と一緒に調理すると相性がいい。
    それ以外の利用法にはの物・ジュースゼリー?などがある。

更新履歴

  • 1998.00.00
  • 2002.07.18(沖縄産じゃない?)

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