コンビーフ のバックアップ(No.1)
こ?【コンビーフ】
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4月6日 コンビーフの日 †
- 1875(明治8)年.4月6日、コンビーフの台形の缶が特許登録されました。
- 日本でコンビーフの量産がはじまったのは、1897(明治30)年からです。
コンビーフの缶詰が台形の秘密・1 †
- コンビーフの缶詰だけが他の物と違って台形をしている。
あの缶の形はブラジル・アルゼンチンあたりで作られ始めたのだが、当時は真空を作り出す装置もなく、全部手仕事でコンビーフを詰めていたが、缶の中にびっしりコンビーフを詰め込む為にはあの形がもっとも効率良かったと言うのが採用された理由。
- それが全世界的に広まったのですが、現在は真空を作る機械もありオートメーション化されているので、他の缶詰と同じ形に納める事も出来る。
しかしイメージとして「コンビーフは円錐形」と言う為なのか、一時期あるメーカーが丸い缶詰コンビーフを出したがまったく売れなかった為に、従来の円錐形に戻したと言う逸話もある。
コンビーフの缶詰が台形の秘密・2 †
- コンビーフが大量生産されるようになったのは、1861年にアメリカで起こった内戦・南北戦争?の時です。
もともとナポレオンが戦場に持ち込める長期保存食として開発された缶詰ですが、さらに「四角い形なら輸送する時に無駄がないぞ」と言う事が考えられ、もっとも必要だった肉の缶詰コンビーフに採用されたとも言われています。
- そして他の缶詰のように上蓋を切って取り出す形式の缶詰では、せっかくの肉が崩れてしまうと言う理由から、現在も作られているあの台形で途中を切って開ける形式の台形缶詰が考案されたとも言われています。
ちなみにコンビーフと言う名前は前述の南北戦争の最中に生まれています。
- 南北戦争の際に粒場の粗塩で牛肉を保存食にした物として考えられたので[粗塩=コーン]と言う名前を付けられました。
コンビーフの缶 †
- コンビーフの缶は、一般的な缶詰に使用されているブリキ?が0.2〜0.3ミリの厚さなのに対して、0.1ミリ程度の極薄を使っている。
もちろん、あの備え付けの缶切りで缶の真ん中部をムキムキッと開けるためにその薄さになっている。
- ちなみに、備え付け缶切りを引っかけるために缶からポチッと飛び出しているツメの部分を「ノッチ」と呼ぶ。
- ブリキとは錫(すず)をメッキ処理した銅板の事ですが、実はこのままでは肉のたんぱく質と化学反応を起こして色が悪くなってしまうので、それを防止するため、缶の内側にフェノール系樹脂でコーティングされています。
更新履歴 †
- 1998.00.00