ほくそ笑む のバックアップの現在との差分(No.1)


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[[ほ]]【ほくそ笑む】
 #counter(today)
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 **「ほくそ」って何? [#bd904bfd]
 -満足いった結果などに大笑いするワケではなく、一人で噛みしめるようににんまりと笑うことを「ほくそ笑む」と言う。
 +[[笑う]]
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 **「ほくそ」って何? [#o3ea0edc]
 -満足いった結果などに大笑いするワケではなく、一人で噛みしめるようににんまりと[[笑う]]ことを「ほくそ笑む」と言う。
 -ここでいう「ほくそ」というのは漢字で書くと「北叟」で、意味は「北の老人」
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 -この北の老人は、ことわざで有名な「人間万事塞翁が馬」に登場する「塞翁(さいおう)」のことです。
 -この北の老人は、ことわざで有名な「[[人間万事塞翁が馬]]」に登場する「塞翁(さいおう)」のことです。
 -人間の幸も不幸も予測できないという意味の言葉。
 -中国の北境の塞(とりで)近くに住んでいた老人(塞翁)が飼っていた馬に逃げられてしまったが、その馬がしばらく後に別の良い馬を連れて帰ってきた。~
 -中国の[[北境>北]]の塞(とりで)近くに住んでいた老人(塞翁)が飼っていた[[馬]]に逃げられてしまったが、その馬がしばらく後に別の良い馬を連れて帰ってきた。~
 さらにその二頭の間に子馬が誕生したが、老人の子供がその馬から落ちて足を折ってしまう。そのため子供は徴兵されずに戦死を免れたという話。~
 悪い事が起こったと思っても、それが後の幸せに繋がっている事があるという教え。
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 -この話は中国の古書「淮南子(えなんじ)」に書かれている物だが、そこから「人間万事塞翁が馬」という話が生まれている。
 -この話は[[中国]]の古書「淮南子(えなんじ)」に書かれている物だが、そこから「人間万事塞翁が馬」という話が生まれている。
 -その物語の主人公になっている塞翁の別名・北の老人「北叟(ほくそう)」は世の無常を達観しており、喜びも憂いも常に控えめに、少し笑ったと言われており、そこからひそかに笑う事を「北叟(ほくそう)笑む」といい、それが「ほくそ笑む」という言い方になった。
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