へそ のバックアップ(No.2)


?【へそ:臍】

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へそのゴマ

  • 普段は役にたたない為に、人間にとってヘソはあまり重要視されない体の部位です。
    しかし、へそは生まれる前にお母さんと繋がっていた印なので、生物として根元になる重要な部位と言うことになります。

  • 生まれた当初はヘソも出っ張っているのですが、成長につれて体の中に向かってへこんでいって、くぼみになります。

  • そのヘソには、なぜかゴマと呼ばれる黒い小さな塊が出来ます。
    このゴマは、汗などの分泌物やホコリ、垢などがたまったもので、あまり清潔な物とは言い難いのです。

  • しかし、このゴマを取ろうと指でグリグリしてしまうのは危険で、もしゴマを取りたいと言う場合は、ベビーオイルなどをつけた綿棒でかるくぬぐってやれば綺麗になります。
    もしベビーオイルが無い場合は、日焼け用のオイルや、料理につかうオリーブ</a>オイルでもOKです。

  • そんなの面倒臭いといって指でグリグリやるのか危険だというのは、実はヘソの部分はその皮一枚裏側は直に内臓に繋がっているからです。赤ちゃんの時にお母さんと繋がって栄養を受け取っていたと考えるとそれも当然のことで、そこは腸の一部なのです。
    このへそは、他の体の部位と違って、筋肉も脂肪もないので、皮膚の下は直接内臓なのです。(と言いつつ、太りすぎた人は脂肪がへそを圧迫していたりしますが)

日本のヘソ

  • 日本のヘソと銘打った場所を知っていますか?
    と云っても、それぞれが頭に思っている場所は様々だったりするかもしれません。

  • 現時点は「日本のヘソ」と呼ばれている場所は、複数存在しています。
    長野県松本市』地図上で見ると日本のど真ん中にあると云われる「本州中央の地」『長野県辰野町』は「日本中心の標」があります。

  • 群馬県渋川市』は市のキャッチフレーズが「日本のまんなか緑の渋皮」で、坂上田村麻呂?が東征の帰途に置いたと云われる「へそ石」があって、今は「日本の臍・中心標し」のシンボルになっています。

  • 岐阜県美並村』は1985(昭和60)年国勢調査で、日本の人口で計算した処、人口の重心(人口分布計算により全重量の中心)がこのあたりと判明したと云うことで「日本のヘソ碑」を建立し「日本まん真ん中センター」までオープンしてしまいました。
    もちろん、この人工の重心は年々東に向かってずれているそうですが、とりあえずその時点で決定してしまったワケです。
  • しかし、この日本の重心はついに2000(平成12)年の国勢調査によって、中心は美並村の南東にある武儀町へと移動してしまいました。(武儀町とは1989年に話題になった平成村がある町です)。

  • 兵庫県西脇市』国土地理院のお墨付きで、日本の中心は北緯35度・東緯135度と云うことで、そのヘソがこの西脇市に位置しているのです。「日本のへそ公園」を作り駅名も「日本のへそ公園前」にしてしまい「日本のヘソの碑」まで作りました。

へそ関連項目

雑学

  • へそは身体の表面上で唯一をかかない場所。

更新履歴

  • 1999.00.00
  • 2000.07.29(へそのごま)
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