しょっぱい のバックアップソース(No.3)

[[し]]しょっぱい:海(03)
#counter(today)
---------
+[[海(01)>海]]
+[[海(02)>七つの海]]:七つの海
+[[海(03)>しょっぱい]]:しょっぱい
+[[海(04)>海の日]]:海の日

*しょっぱい [#v2526106]
-いわゆる「甘い」「しょっぱい」「苦い」などの味は[[舌]]で感じる事ができ、[[指先>指]]などでは感じる事が出来ません。~
これは何故かと言うと、舌の上には味を感じることのできる[[細胞]](味蕾)が沢山あるのです。~
----
-しかし、舌のすべてで味を均等に感じるわけではなく、[[塩]]の味(しょっぱい)を感じる細胞は舌の奥の方にあります。~
少量の塩を舌の色々な部分に置いてみると判りますが、舌の先端では塩味はあまり感じることが出来ません。~
つまり《しょっぱいを感じる細胞》が刺激されるとしょっぱいと[[脳味噌>脳]]が感じるわけです。それ故に[[砂糖]]などを舐めてもその部分が刺激されない為に、しょっぱいと思わないのです。~
----
-※以前、言われていた舌の味覚分布に関しては現在は否定されていますが、大まかに感じる部分感じにくい部分の差は存在しています。

*しょっぱい海の豆知泉 [#z6105b46]
-[[瀬戸内海]]は夏より冬の方がしょっぱい。
----
-世界中の海の中で、もっとも塩分濃度が高いのは南北回帰線周辺。
----
*海の塩分量 [#l9791afd]
-海の[[水]]は[[塩分>塩]]が含まれているためにしょっぱく、そのまま飲料とすることは出来ない。そのために海で遭難し漂流している場合、ノドが乾いた時に「目の前に大量の水があるのに飲めない」と言う悲劇に陥ってしまうのです。~
ところで、そのしょっぱい[[海]]の水ですが、実は地域によって塩分量が違っているみたいなのです。~
もっとも塩分量が少ないと言われているのが[[北極]]・[[南極]]付近の海で、これは[[氷]]が溶けて海に流れ込んでいるためです。~
----
-同様に降雨量が異常に多い地域や、大きな河川がある入江などは塩分が少なくなります。~
それに比べ濃い海は、淡水の流入が少なく、強烈な[[太陽]]が常に照りつけ海水の[[蒸発]]が活発な地域です。~
その様な条件から世界ランキングは~
1位:紅海(塩分濃度3.88%)~
2位:ペルシア湾(塩分濃度3.68%)~
3位:北海(3.55%)~
と、なっています。~
----
-ちなみに平均濃度は(3.43%)で、[[日本海]]は3.41%と平均より弱冠濃度が低くなっています。~
----
-海ではなく内陸部にある本来は[[湖]]のハズの[[死海]]ですが、諸事情があり濃度の高い塩水になっているのですが、その濃度はなんと(31.5%)もあり、平均海水塩分濃度の約9倍もの濃さになっています。~
----
*海のにおい [#s42e1792]
-日本の海はなぜ磯くさいのか?~
磯くささは、[[プランクトン]]や[[海藻]]といった有機物が死後分解したにおいである。~
つまり、日本の海にはプランクトンがたくさん棲んでいることになる。~
プランクトンの棲みやすい条件が整っているのです。~
----
-黒潮や親潮といった強力な流れが、プランクトンの発生に必要な「栄養塩」を日本の周りの海にまんべんなく行き渡らせているため。~
----
-[[エーゲ海]]などの海は栄養塩が少なく、それを生かす強い海流もないため、あんなに澄んだ色をしている。~
----
*更新履歴 [#j00ec84a]
-2001.00.00:知泉
----

サーチ:
キーワード:
Amazon.co.jp のロゴ