きんぴら のバックアップ(No.1)


?【きんぴら】

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きんぴらゴボウ

  • 金太郎?でおなじみの坂田金時の息子である坂田金平(きんぴら)に由来します。

  • 坂田金時が子供の頃「金太郎」と呼ばれクマ?を相手に相撲を取ったり、大江山の鬼(酒呑童?)退治をしたりと、架空の話が多い坂田金時ですが、この息子と呼ばれる「金平」自体が架空で実在しない人物なのです。

  • この「坂田金平」は江戸時代・承応〜寛文年間(1652〜73年)に書かれた浄瑠璃?に描かれていたもので『金平浄瑠璃』と呼ばれ、主人公の金平の武勇伝がテーマになっています。

  • 金平はとにかく怪力の持ち主で、つぎつぎと悪者や化け物を退治していくと言う、荒唐無稽な物語で、大人気を博していたのです。
    そのため「金平」は強い物・丈夫な物の代名詞のように言われるようになり、このゴボウを使った料理も食べると精が付くと言うことから「金平ごぼう」と呼ぶようになったのです。
    ゴボウは固い野菜なので「固く強い野菜」の料理と言う意味で付いたと言う説もあります。

  • 当時は、その関係でお転婆娘のことも「金平」と呼んだり、太く荒い縞織物のことを「金平縞」、丈夫な足袋を「金平足袋」、武士人形を「金平人形」など、とにかく強そうな物と言うイメージで使われていた言葉なのです。

  • ちなみにお菓子の「金平糖」は、固いのと甘さが強いので、この名前が付けられたと言う説もあるが、実際の所はポルトガル語の「コンフェイスト」から当て字をした物で、「金平説」はその後から勝手にこじつけられた話です。

更新履歴

  • 2001.00.00
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