いろはがるた のバックアップ(No.1)


?【いろはがるた:伊呂波歌留多】

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いろはの豆知泉

  • 『た』と『な』は、いろは歌と五十音でそれぞれ同じ位置にある。

いろいろな種類

  • いろはカルタの話をした時に、みんな記憶が曖昧だと言うことがありますが、「えっ?《い》って石の上にも三年じゃなかったっけ?」「犬も歩けば棒にあたるだよ」などと複数の答が出てきてしまったりします。
    と言うのも実は、「いろはカルタ」と呼ばれる物にはかなりの種類があって、その地域や時代によって変化しているものだとされています。

  • その中でも大きな分類として言われるのが、江戸を中心にした関東地域の『江戸いろは歌留多』、京を中心とした関西地域の『上方いろは歌留多』、そして中間地点で独自の文化を創り上げた尾張の国(現在の愛知県名古屋市周辺)の『尾張いろは歌留多』の3つです。

  • 基本は、ことわざを盛り込んで子供に色々な人生的な教えを覚えさせると言う、教育的な物だったりします。

   江戸いろは歌留多  上方いろは歌留多  尾張いろは歌留多 
犬も歩けば棒にあたる石の上にも三年一を聞いて十を知る
論より証拠論語読みの論語知らず六十の三つ子
花より団子針の穴から天覗く花より団子
にくまれっ子世にはばかる二階から目薬にくまれっ子頭堅し
骨折り損のくたびれ儲け仏の顔も三度惚れたが因果
屁をひって尻つぼめる下手の長談義下手の長談義
年寄りの冷や水豆腐にかすがい遠くの一家より近くの隣
ちりつもって山となる地獄の沙汰も金次第地獄の沙汰も金次第
律儀者の子沢山綸言汗のごとし綸言汗のごとし
盗人の昼寝糠に釘盗人の昼寝
るりもはりも照らせば光る類を持って集まる類を持って集まる
老いては子に従う鬼も十八鬼の女房に鬼神
割れ鍋にとじ蓋笑う門には福来る若い時は二度ない
かったいのかさ恨み蛙のつらに水陰うらの豆もはじけ時
よしのずいから天井のぞく夜目遠目傘の内よこ槌で庭掃く
旅は道づれ立板に水大食上戸餅食らい
れう薬は口に苦しれん木で腹切るれん木で腹切る
総領の甚六袖の振り合わせも他生の縁袖の振り合わせも他生の縁
月夜に釜を抜く月夜に釜を抜く爪に火をともす
念には念をつがへ猫に小判寝耳に水
泣く面を蜂がさすなす時の閻魔顔習わぬ経は読めぬ
楽あれば苦あり来年のこといへば鬼が笑ふ楽して楽しらず
無理が通れば道理引っこむむま( 馬) の耳に風無芸大食
嘘からでたまこと氏よりは育ち牛を馬にする
芋の煮えたもご存じなく鰯の頭も信心からゐり豆に花が咲く
のど元すぐれば熱さ忘るるのみといはば槌野良の節句働き
鬼に金棒負ふた子に教へられ浅瀬を渡る陰陽師身の上知らず
臭いものに蓋臭いものに蠅がたかる果報寝て待て
安物買いの銭失いやみに鉄砲やみに鉄砲
負けるは勝ちまかぬ種ははえぬ待てば甘露の日和あり
芸は身を助ける下駄と焼き味噌下戸の建てた蔵はない
文をやるにも書く手は持たぬ武士は食わねど高楊枝武士は食わねど高楊枝
子は三界の首枷これにこりよ道才坊こころざしは松の葉
えてに帆をあげる縁と月日閻魔の色事
亭主の好きな赤烏帽子寺から里へ天道人殺さず
頭かくして尻かくさず足もとから鳥が立つ阿呆につける薬がない
三べん廻って煙草にせう竿の先に鈴さわらぬ神にたたりなし
聞いて極楽見て地獄鬼神に横道なし義理と褌
油断大敵幽霊の浜風油断大敵
目の上のこぶ盲の垣のぞき目の上のこぶ
身から出た錆身は身で通る蓑売りの古蓑
知らぬが仏しはん坊の柿のさね尻食へ観音
縁は異なもの縁の下の舞縁の下の力持ち
貧乏暇なし瓢箪から駒貧僧の重ね食い
門前の小僧習わぬ経を読む餅は餅屋桃栗三年柿八年
背に腹はかへられぬ性は道によって賢し背戸の馬も相口
粋は身を食ふ雀百まで踊り忘れぬ墨に染まれば黒くなる
京の夢大坂の夢京に田舎ありなし

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