あ のバックアップ(No.24)
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く?【ぐりこもりながじけん:グリコ森永事件】
か?【かいじんにじゅういちめんそう:怪人21面相】
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解説 †
- 1984年から1985年にかけて、江崎グリコの社長誘拐事件に始まり、毒入り菓子や、カナタイプの脅迫状など、マスコミを連日連夜騒がせた事件。
- 結局1994年3月にすべての事件は時効成立し、犯人の逮捕も無いまま終わった、日本警察としては3億円強奪事件と共に汚点となっている未解決事件。
事件の経過 †
1984年03月
- 1984年3月18日:江崎グリコ・江崎勝久社長が兵庫県西宮の自宅から誘拐される
- 1984年3月19日:大阪高槻市内の公衆電話ボックスから10億円と金100キロを要求するカナタイプの脅迫状が発見される(手紙1)
- 1984年3月21日:江崎社長、監禁場所の大阪府茨木の水防倉庫から自力脱出
1984年04月
- 1984年4月7日:警察とマスコミ(サンケイ新聞・毎日新聞)に宛ててカナタイプの手紙(2)が届く。「けいさつの あほども え」
- 1984年4月10日:大阪市内のグリコ本社とグリコ栄養食品で連続放火事件
- 1984年4月22日:マスコミ宛ての2回目の手紙(3)「うそつきは ドロボーの はじまりや」
1984年05月
- 1984年5月10日:マスコミ宛ての3回目の手紙(4)「グリコの せい品に せいさんソーダ いれた」
- 1984年5月16日:マスコミ宛ての4回目の手紙(5)青酸入り菓子が置かれていたダイエー?へも届く「グリコの せい品 うらんで よかったのう」
1984年06月
- 1984年6月2日:大阪府寝屋川でアベックを襲う。グリコが用意した3億円を積んだ車を奪うために、女性を人質にして男性に運転手を強要したが失敗に終わる。
- 1984年6月22日:丸大食品に5000万円を要求
- 1984年6月26日:マスコミへ宛ての5回目の手紙(6)(毎日新聞・読売新聞・サンケイ新聞・朝日新聞)突然「わしら もう あきてきた グリコゆるしたる」と休戦宣言
- 1984年6月28日:休戦宣言の裏で丸大食品を恐喝していたが、取引現場の国鉄高槻−京都駅間で捜査員がキツネ目の男を目撃するが逃げられる
1984年07月
- 1984年7月11日:ハウス食品?・ジャスコ・ニチイへ警告状が届く(手紙7)
1984年08月
- 1984年8月:動き無し
1984年09月
- 1984年9月12日:森永製菓に1億円要求
- 1984年9月23日:マスコミへ宛ての6回目の手紙(8)「ひつこい おまわりさん たち え」
1984年10月
- 1984年10月7日:マスコミへ宛ての7回目の手紙(9)(毎日新聞・読売新聞・サンケイ新聞・朝日新聞・日経新聞・NHK)「かしに とくべつな あじ つけたった 青さんソーダの あじついて すこし からくちや」ハウス・日本ハム・阪急・ニチレイなどへ警告状(手紙10)大坂、兵庫、京都、愛知のスーパー、百貨店で、青酸入りの森永製菓の菓子13個が発見される(〜13日)
- 1984年10月13日:マスコミへ宛ての8回目の手紙(11)「クイズ 青せんソーダで なん人 殺せる でしょうか」NHKにビニール袋に入った工業用青酸ソーダが送られてくる
- 1984年10月15日:西宮市二見町ファミリーマートの防犯カメラに映された男のビデオ公開される
- 1984年10月31日:マスコミへ宛ての9回目の手紙(12)「民しゅ警さつが ぜんりょうな しみん いじめたら あかんで」ビデオの男に関係して事情聴取をしている事に触れる
1984年11月
- 1984年11月7日:ハウス食品に1億円を要求(手紙13)
- 1984年11月12日:マスコミへ宛ての10回目の手紙(14)「全国の すいり ファンの みなさん え」
- 1984年11月14日:ハウス食品との取引指定日、滋賀県栗東町で警官の職務質問を受け、車を乗り捨てて逃亡した男がいた。
- 1984年11月17日:ハウス食品への脅迫状(手紙15)
- 1984年11月19日:森永製菓への脅迫状(手紙16)
- 1984年11月22日:マスコミへ宛ての11回目の手紙(17)「全国の すいり ファンの みなさん え 2」雑誌で「金が目的なら私が払うから辞めたまえ」と文を書いた作家の川内康範へ手紙(18)「わしらも 月光仮面 見たで おもろかった」
- 1984年11月25日:兵庫県警へ挑戦状(手紙19)
- 1984年11月29日:大坂県警へ挑戦状(手紙20)森永製菓への脅迫状(手紙21)
1984年12月
- 1984年12月5日:読売新聞社への挑戦状(手紙22)
- 1984年12月7日:不二家?に1億円を要求
- 1984年12月15日:マスコミ宛ての12回目の手紙(23)
- 1984年12月17日:マスコミ宛ての13回目の手紙(24)
- 1984年12月26日:マスコミ宛ての14回目の手紙(25)
1985年01月
- 1985年01月14日:マスコミ宛ての15回目の手紙(26)
- 1985年01月16日:マスコミ宛ての16回目の手紙(27)
- 1985年01月25日:マスコミ宛ての17回目の手紙(28)
1985年02月
- 1985年02月1日:読売新聞社へ挑戦状(手紙29)
- 1985年02月12日:東京、名古屋で青酸入りの菓子8個発見(〜13日)マスコミ宛ての18回目の手紙(30)
- 1985年02月19日:マスコミ宛ての19回目の手紙(31)
- 1985年02月27日:マスコミ宛ての20回目の手紙(32)
1985年03月
- 1985年03月06日:駿河屋に5000万円要求
- 1985年03月17日:マスコミ宛ての21回目の手紙(33)
1985年04月
- 1985年04月3日:マスコミ宛ての22回目の手紙(34)
1985年05月
- 1985年05月:動き無し
1985年06月
- 1985年06月:動き無し
1985年07月
- 1985年07月:動き無し
1985年08月
- 1985年08月07日:滋賀県警前本部長の山本昌二が本部長公舎で焼身自殺
- 1985年08月11日:マスコミ宛ての32回目の手紙(35)山本前本部長の死に関して4ヶ月振りに手紙が届いたが、その中で突然「くいもんの会社いびるの もおやめや」と終結宣言をする。そして、それ以降は姿を消した。
1994年06月
- 1994年06月2日:怪人21面相事件のグリコ3億円強奪未遂・時効成立
更新履歴 †
- 2002.00.00