あがり のバックアップ(No.1)
あ:あがり
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解説 †
- 寿司屋で言うところのお茶。
寿司屋でビールなどを飲む人がいるが、この熱いお茶というのは寿司を美味しく食べる為の秘密がある。
トロなどを食べた後、お茶の熱さが口の中の脂を溶かしてくれる。さらに緑茶に含まれているフラボノイドが匂いを洗い流してくれるので、次の寿司を新鮮な状態で食べることが出来るのです。
これがビールだとネタの脂肪分もそのまま残り、ビールの香りが口に広がり寿司の味わいを半減させてしまう。
寿司屋の湯飲み茶碗 †
- 寿司屋の湯飲みの特徴は「大きい」「厚みがある」と言う事。
その理由は、戦前まで残っていた寿司屋の屋台の名残りと言われています。
屋台の場合、水の便が悪く人手もない。何度もお茶を入れる手間を省くために大きな湯呑みを使うようになったと言われている。
さらに、寿司屋のお茶は普通より熱い温度で入れるのは、口の中に残る寿司の脂を洗い流す為で、お茶の熱さを保つために湯呑みも分厚く造られている。
寿司屋のお茶 †
- 寿司屋のお茶の特徴と言うと「粉茶」が使われている。
粉茶が使われるようになったキッカケは、静岡の製茶業者の知恵から始まった物です。
煎茶の精製過程で出てくる粉をクズとして処分して使うのはもったいないという事から、これを茶越しにかけて使ってはどうかと、お茶の需要の多い寿司屋に安い値段で持ちかけたのが始まりだった。
もっとも、最初はクズ茶を使っていたが、現在は寿司屋専用の粉茶を特選して製造しているのでしっかりした物になっている。
茶関連項目 †
更新履歴 †
- 1999.10.26.知泉No.045