トロ のバックアップ(No.1)
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トロ †
- マグロの腹側の身(人間で言えば脇腹から腹の筋肉)を指して呼ぶ名称。
- 下側から脇に掛けてを「大トロ」、両脇辺りが「中トロ」と呼ばれる。
- 最大時速160kmで泳ぐマグロが何かにぶつかった時、脂肪の弾力で内臓を守るためにたっぷり付いた物と言われる。
トロは戦前まで捨てていた †
- 日本人がマグロをよく食べるようになったのは江戸時代後期、寿司ネタとして。 しかし、その時に食べられるようになったのは赤身(マグロの背中の肉)や中おち(背骨周辺の身をこそげ落とした物)ばかりで、トロは脂っぽいということで敬遠され捨てられていた。 そのトロを日本人が好んで食べるようになったのは昭和30年代以降、食生活の中に西洋風が一般的に入り込み、脂っぽい物が多くなった事と言われる。