半島

は【はんとう：半島】

どこから半島？ †

• 半島というのは海に突き出たかたちである陸地のことで、小さいものは岬などと言われますが、ある程度の大きさになるとそう呼ばれます。
  

• たとえば《伊豆半島》などもそうです。
  この伊豆半島には「下田」「伊東」「熱海」「天城」「修善寺」「土肥」など、多くの観光スポットが存在して、古くから関東圏の身近な療養地として親しまれてきました。
  

• では、この《半島》というのはどこからを指すのでしょうか？
  伊豆半島の場合は、半島の中心に向かうために電車に乗り換える三島あたりは、伊豆半島には含まれず、その隣接した函南町あたりからが伊豆半島と呼ばれることになっています。
  
• と言っても函南町の場合は箱根にも隣接していたり、直接海などと接していないために《半島》と言う意識は少ないみたいです。
  

• 一般的に地理上では、半島と言う行政区分もないために厳密な境界線の規定などはありません。あくまでもイメージ的なものと言えます。
  地図などを作成するためには、国土地理院と海上保安庁が、その地形を元にして自治体ごとに振り分けています。
  

• つまり、伊豆半島の函南町は［田方郡］に属しているので、その田方郡の大多数が半島に含まれているために、伊豆半島に所属していると言うわけです。
  （2005年に田方郡のほとんどの町が合併をして市に昇格し、同時に田方郡より外れる事となり、2006年6月現在、田方郡に所属しているのは函南町のみになっています）

更新履歴 †

• 2001.06.14