伝言ダイヤル

て【でんごんだいやる：伝言ダイヤル】

伝言ダイヤル殺人事件 †

• 1999年1月6日：伝言ダイヤルで知り合った女性から金品を奪い凍死させる。
  

• 神奈川県と東京都内で1998年の暮れから1月6日までの間に、20歳代の女性3人が伝言ダイヤルで知り合った男に催眠導入剤を飲まされ、財布を奪われ、うち2人が変死体で発見されると言う事件が起こった。
  神奈川県警捜査一課は、同一犯による連続強盗・殺人事件とみて特別捜査本部を設置し、本格的な捜査に乗り出した。
  

• 問題の伝言ダイヤルは、都内の携帯電話販売会社が開設していたもの。
  システムは男性が携帯電話を通じて有料の回線に電話し『オープン』といわれる録音機に自分の自己紹介などを録音する。
  それを女性がフリーダイヤルに電話して再生して、気に入った男性の録音装置に自分の連絡先を録音して男性からの連絡を待つという仕組みになっていた。

• 1999年1月7日
  神奈川県警捜査一課の特別捜査本部は、伝言ダイヤルのID（会員番号）などから、同県大井町出身の住所不定無職、星野克美（23歳）が3人の被害者に接触していたことを突き止め、東京都八王子市の女子大生（23歳）に対するこん睡強盗容疑で逮捕した。

• 1999年1月8日
  星野は、他の2件のうち、同県平塚市のJA女子職員（24歳）が12月28日に凍死した事件について全面的に認める供述を始めた。
  続いて藤沢市の専門学校生（20歳）の凍死事件についても犯行をほのめかしはじめた。
  8日までの調べで星野と伝言ダイヤルで知り合ったなどという届出が10件あった。
  星野は薬物は「症状を誇張して医師の処方で購入した」と自供。

更新履歴 †

• 1998.00.00