Last-modified: 2006-07-01 (土) 22:05:09 (6508d)

人名お【おおくま・しげのぶ：大隈重信】政治家／第8・17代総理大臣

誕生日：1838(天保09)年02月16日
出身地：佐賀県(肥前)　　
血液型：　型　　
本　名：　　　　
学　歴：　　　　
所　属：　　　　
備　考：東京専門学校(現早稲田大学)創立者　
死　去：1922年01月10日　

第8代 M31.6.30−M31.11.8（在位132日）　
第17代 T3.4.16−T5.10.9(在位908日）延べ1,040日　

─1838(天保09)年（数え01歳／満00歳）─ †

• 佐賀城下で誕生。（幼名：八太郎）
  父親：大隈信保（のぶやす）佐賀三十五万石の鉄砲組頭
  母親：三井子
  

─1839(天保10)年（数え02歳／満00〜01歳）─ †

─1840(天保11)年（数え03歳／満01〜02歳）─ †

─1841(天保12)年（数え04歳／満02〜03歳）─ †

─1842(天保13)年（数え05歳／満03〜04歳）─ †

─1843(天保14)年（数え06歳／満04〜05歳）─ †

─1844(天保15〜弘化01)年（数え07歳／満05〜06歳）─ †

─1845(弘化02)年（数え08歳／満06〜07歳）─ †

─1846(弘化03)年（数え09歳／満07〜08歳）─ †

• 藩校弘道館(こうどうかん)に入学

─1847(弘化04)年（数え10歳／満08〜09歳）─ †

─1848(弘化05〜嘉永01)年（数え11歳／満09〜10歳）─ †

─1849(嘉永02)年（数え12歳／満10〜11歳）─ †

─1850(嘉永03)年（数え13歳／満11〜12歳）─ †

─1851(嘉永04)年（数え14歳／満12〜13歳）─ †

─1852(嘉永05)年（数え15歳／満13〜14歳）─ †

• 大隅重信の書の値段は？
• 1990年代中期からの鑑定ブームにより、坂本龍馬?の書や、勝海舟の書など多くの物が出てきて、その多くが偽物だということが判明しました。
  もちろん本物もあるのですが、多くの偽物の中から本物を探し出すのは至難の業です。

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• ところで、今目の前にかの早稲田大学を創立させたことでも知られる大隅重信の書いた書があったとしたら、それが本物かどうか見極める事が出来ますか？
  実は、そこにあるものはほぼ100％偽物です。
  と言うのも、大隅重信は学生時代以降一切文字を書いていないからなのです。
  と言っても、文字を書けなかったとか、書けない事情があったとかではありません。ただ自分の意志で書かなかったのです。
  

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• 大隅重信が佐賀県の弘道館で学んでいる時に、学友の中に字がうまい男がいた。実はそれまで大隅重信は「俺って字が綺麗だぜ」と内心自慢にしていたので、大いにショックを受けてしまったのです。
  そこで人一倍負けず嫌いな大隅重信は日夜、習字を稽古したがどうしても勝てない（と自分で思いこんでしまった）。
  

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• そこで思いついてしまったのは「この先、一切文字を書かなければアイツに負けることもない」と言う、ワケの解らない極論だったのです。そして、その決意通り、その後の大隅重信はどんな時も文字を書かず、勉強の時はひたすら読んで完全記憶し、もし書類などが必要な時は、口述筆記を頼んだのです。
  つまり、もし大隅重信の書が出てきた場合はニセモノと考えたほうがよいのです。
  

─1853(嘉永06)年（数え16歳／満14〜15歳）─ †

─1854(嘉永07〜安政01)年（数え17歳／満15〜16歳）─ †

• 楠木正茂?の尊皇思想に傾倒した集団『義祭同盟』に加入。
  ここで《江藤新平：えとうしんぺい》・《副島種臣：そえじまたねおみ》と知り合い、革新派として保守派と対立した。
  
• 弘道館の教え『葉隠』に基づく儒教教育に反発し、革新派の指導者として派閥を作り同志とともに藩校の改革を訴える。
  

─1855(安政02)年（数え18歳／満16〜17歳）─ †

• 学制改革問題にからんで退学処分を受けてしまう。
  それをきっかけに、大隈重信は独学で蘭学を学ぶこととなる。
  

─1856(安政03)年（数え19歳／満17〜18歳）─ †

─1857(安政04)年（数え20歳／満18〜19歳）─ †

─1858(安政05)年（数え21歳／満19〜20歳）─ †

─1859(安政06)年（数え22歳／満20〜21歳）─ †

─1860(安政07〜万延01)年（数え23歳／満21〜22歳）─ †

─1861(万延02〜文久01)年（数え24歳／満22〜23歳）─ †

• 蘭学寮を合併した弘道館教授に着任、蘭学を講じる

─1862(文久02)年（数え25歳／満23〜24歳）─ †

─1863(文久03)年（数え26歳／満24〜25歳）─ †

─1864(文久04〜元治01)年（数え27歳／満25〜26歳）─ †

─1865(元治02〜慶応01)年（数え28歳／満26〜27歳）─ †

• 佐賀藩が長崎五島町の諌早藩士山本家屋敷を改造した佐賀藩校英学塾・致遠館で教頭格となる。校長はアメリカ人宣教師G・フルベッキ。同僚に副島種臣。-ここでフルベッキに英語や「オランダ憲法」を教えられ、さらに「新約聖書」などを学んだ。さらに「アメリカ独立宣言」などを読み、ここで西洋的な自由と権利の意味を深く胸に刻むことになった。

─1866(慶応02)年（数え29歳／満27〜28歳）─ †

─1867(慶応03)年（数え30歳／満28〜29歳）─ †

• 1867(慶応3)年10月14日、大政奉還が行われた時、大隈重信はこれは日本の中央に出るチャンスだと、佐賀藩主の《鍋島閑叟：なべしまかんそう》に上京することを熱心に押し進めた。しかし藩主は「現在はまだ形成を静観するべきだ」とし、大隈重信に対しては「委細聞きおく」とだけしか応えなかった。
  その為に佐賀藩は、その後の王政復古や、鳥羽・伏見の戦いという時代が激震している間のチャンスをすべて逃し、明治政府が成立した際の中央政界に出ていくことができなかった。
• 副島種臣と共に脱藩して京都へ赴いたが、捕縛の上、佐賀に送還され、1か月の謹慎処分を受ける。

─1868(慶応04〜明治元)年（数え31歳／満29〜30歳）─ †

• 大隈重信は閉鎖的な藩の体制の中、1868(慶応4)年3月に徴士参与（ちょうしさんよ）職・外国事務局判事・横浜在勤となり、さらに5月には長崎在勤となった。

─1869(明治02)年（数え32歳／満30〜31歳）─ †

─1870(明治03)年（数え33歳／満31〜32歳）─ †

─1871(明治04)年（数え34歳／満32〜33歳）─ †

• 1987年05月10日：日本の通貨単位が「両」から「円」に切り替わる。
  その際に「円」という単位を考案したのが大隈重信。

─1872(明治05)年（数え35歳／満33〜34歳）─ †

─1873(明治06)年（数え36歳／満34〜35歳）─ †

─1874(明治07)年（数え37歳／満35〜36歳）─ †

─1875(明治08)年（数え38歳／満36〜37歳）─ †

─1876(明治09)年（数え39歳／満37〜38歳）─ †

─1877(明治10)年（数え40歳／満38〜39歳）─ †

─1878(明治11)年（数え41歳／満39〜40歳）─ †

─1879(明治12)年（数え42歳／満40〜41歳）─ †

─1880(明治13)年（数え43歳／満41〜42歳）─ †

─1881(明治14)年（数え44歳／満42〜43歳）─ †

─1882(明治15)年（数え45歳／満43〜44歳）─ †

─1883(明治16)年（数え46歳／満44〜45歳）─ †

─1884(明治17)年（数え47歳／満45〜46歳）─ †

─1885(明治18)年（数え48歳／満46〜47歳）─ †

─1886(明治19)年（数え49歳／満47〜48歳）─ †

─1887(明治20)年（数え50歳／満48〜49歳）─ †

─1888(明治21)年（数え51歳／満49〜50歳）─ †

─1889(明治22)年（数え52歳／満50〜51歳）─ †

• 1889年10月18日　《爆弾テロに襲われる》
  外務大臣を務めていた大隅重信が条約改正を審議する閣議を終えて、馬車に乗って外務省に戻ってきたところ、門の付近で待ち伏せしていた男が爆弾を投げつけるという事件が発生した。
  

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• その爆弾により、御者は吹き飛ばされ、大隅重信も足に重症を負った。
  犯人は玄洋社の来島恒喜31歳
  来島はその場で皇居の方角に向かって正座をしたかと思うと、短剣を抜いて自害した。
  足に爆撃を受けた大隅重信は病院に運ばれ一命を取り留めたが、右脚を切断するほどの重症だった。
  

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• その後、大隈は自分の足を吹っ飛ばしたテロリスト来島恒喜を手厚く葬り、墓に墓碑を建てている。

─1890(明治23)年（数え53歳／満51〜52歳）─ †

• 1890年12月16日：日本で電話交換が始まり本格的に電話事業が始まる。
  その最初の電話番号表では大隈重信の自宅は「177番」

─1891(明治24)年（数え54歳／満52〜53歳）─ †

─1892(明治25)年（数え55歳／満53〜54歳）─ †

─1893(明治26)年（数え56歳／満54〜55歳）─ †

─1894(明治27)年（数え57歳／満55〜56歳）─ †

─1895(明治28)年（数え58歳／満56〜57歳）─ †

─1896(明治29)年（数え59歳／満57〜58歳）─ †

─1897(明治30)年（数え60歳／満58〜59歳）─ †

─1898(明治31)年（数え61歳／満59〜60歳）─ †

• 1898年06月30日：第8代内閣総理大臣に就任
• 1898年11月08日：第8代内閣総理大臣を退任（在位132日）

─1899(明治32)年（数え62歳／満60〜61歳）─ †

─1900(明治33)年（数え63歳／満61〜62歳）─ †

─1901(明治34)年（数え64歳／満62〜63歳）─ †

─1902(明治35)年（数え65歳／満63〜64歳）─ †

─1903(明治36)年（数え66歳／満64〜65歳）─ †

─1904(明治37)年（数え67歳／満65〜66歳）─ †

─1905(明治38)年（数え68歳／満66〜67歳）─ †

─1906(明治39)年（数え69歳／満67〜68歳）─ †

─1907(明治40)年（数え70歳／満68〜69歳）─ †

─1908(明治41)年（数え71歳／満69〜70歳）─ †

─1909(明治42)年（数え72歳／満70〜71歳）─ †

─1910(明治43)年（数え73歳／満71〜72歳）─ †

─1911(明治44)年（数え74歳／満72〜73歳）─ †

─1912(明治45ﾖ大正元)年（数え75歳／満73〜74歳）─ †

─1913(大正02)年（数え76歳／満74〜75歳）─ †

─1914(大正03)年（数え77歳／満75〜76歳）─ †

• 1914年04月16日：第17代内閣総理大臣に就任

─1915(大正04)年（数え78歳／満76〜77歳）─ †

─1916(大正05)年（数え79歳／満77〜78歳）─ †

• 1916年10月09日：第17代内閣総理大臣を退任(在位908日）延べ1,040日

─1917(大正06)年（数え80歳／満78〜79歳）─ †

─1918(大正07)年（数え81歳／満79〜80歳）─ †

─1919(大正08)年（数え82歳／満80〜81歳）─ †

─1920(大正09)年（数え83歳／満81〜82歳）─ †

─1921(大正10)年（数え84歳／満82〜83歳）─ †

─1922(大正11)年（数え85歳／満83〜84歳）─ †

• 1922年01月10日：死去

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更新履歴 †

• 2000.00.00