新婚旅行

し：新婚旅行（しんこんりょこう）

• 結婚関連項目

新婚旅行の豆知泉 †

• 新婚カップルが、お姫様ダッコでベッドまで妻を運ぶというのは、古代ヨーロッパの結婚は略奪婚が多く、さらってきた女性をベッドまで力ずくで運んだ事が風習化したもの。

日本初は？ †

• 日本初の新婚旅行というと「坂本龍馬?」というのは、近年の雑学ブームの中でやや有名になった話。 しかし、あれは龍馬の傷?の治療という目的のついでという感じもあるので、正しく「ハネムーン」とは言えないと異を唱える人もいる。 世間一般に「結婚直後にふたりで旅行に出かける」と宣言して出かけたカップル第一号というと、1889(明治22)年4月伊藤博文の娘・生子さんと後に逓信大臣になった末松謙澄で、彼らのことは東京日日新聞が記事にしており、旅行先は「近県」となっている。
• 伊藤博文は女関係でとにかくエピソードが多い人だが、その娘も十分に血?を引いており、末松謙澄を見初めたのが生子のほうで、かなり積極的にアプローチをしかけたり、死ぬの生きるのという大騒ぎもあったらしい。

1897年2月27日：世界初の自動車で新婚旅行 †

• 1897年：パリで発行された「オートカー」と言う自動車専門雑誌に自動車を使用した世界初の新婚旅行の記事が掲載されている。
  それは1897年2月27日（土）の事で、この雑誌の記者がその場に立ち会ったと言う。
  
• 新郎新婦はパティニョール通りのレストラン?の前に駐車してあった、M.L.フィッソン制作のブルーム型自動車に乗り込んだ。
  車のランプの処には、白いサテンで作られたバラの花飾りが付けてあった。
  自動車の運転手は制作者フィッソン自身で、ブローニュの森を進んでいく自動車のあとを友人達の馬車が付いていったと書かれてある。
  正式に言えばパレードの様な物かもしれない。
  

記載記録 †

• 2000.00.00：知泉
• 2006.02.27(日本初は？)知泉