継母

ま【ままはは：継母】

解説 †

• いわゆる本当の母親ではなく、血?の繋がっていない育ての母親の事などを言う。
  昔から物語のテーマとして多く使われてきた物で、多くは子供をいじめたり、逆に子供が反抗期になったり上手く行かない家庭が描かれたりする。
  

語源 †

• 漢字で書く「継母」をどうしたら「ままはは」と読めるのか？と疑問に思う人も多いでしょうが、元々中国などで使われていた「継母・けいぼ」の漢字だけが渡ってきて、日本語にあった「ままはは」とドッキングしたのが原因です。
  ここで言う「まま」と言うのは、もちろん英語で言う「ママ」ではありません。
  

• 江戸時代に出版された『仙湖漫談・せんこまんだん』の中にある話で、源平の世、源氏の総大将だった源頼朝?が、子供のために乳母を任命した人物の名前が「摩々・まま」だったと書かれている。
  この事から「摩々母」となり今に至っているというワケです。
  

• 別の説では赤ちゃん言葉で食事の事を「まんま・まま」と呼ぶ事から、血のつながりはなく産むことをしなかったが食事の世話をする母親代わりと言う意味で使われるようになった。と言う物もあります。
  

更新履歴 †

• 1999.00.00