空也

人名く【くうや：空也】

空也 †

• 「一たびも南無阿弥陀仏という人のはちすの上にのぼらぬはなし」と言う歌は『拾遺和歌集』に納められている空也の筆による物。　
  空也は民間の浄土教の祖、念仏踊りの開祖とも言われている。
  

• 各地を回りながら布教活動をくりひろげるが、橋をかけ、井戸を掘り、道路を拓きながら念仏を唱えたという。
  空也の布教活動は一編をはじめとするのちの民間不況僧たちに多大な影響を与えた。
  
  

972年9月10日（天禄3年）70歳 †

• この日、京都の賀茂の西光寺で70年の生涯を閉じたという。
  六波羅蜜寺では、いまなお空也念仏が継承されており、信仰を集めている。