空海

く?【空海】
こ?【弘法大師】

宗教家／真言宗開祖者
誕生：0744年07月27日(宝亀5年6月15日)
死去：0835年04月22日(承和2年3月21日)享年90

※三筆の一人「嵯峨天皇・橘逸勢?・弘法大師(空海)」

• 「弘法も筆の謝り」で間違えた字は「応天門」の字の「応」の心の部分。もっとも空海の事を「弘法大師」と呼び始めたのは、死後86年からなので後世に作られた逸話の可能性が高い。
  ※真言宗的には今でも弘法大使は高野山で修行中なので死後ではない。

• 「弘法も筆の誤り」と同様なことわざ。ドイツでは「ホメロスも時には昼寝する」となる。

• 書の天才・弘法大師(空海)は後世に色々なエピソードが作られたが、天皇に壁に詩を書くようにと命じられた時、両手で筆を持ち、両足に筆を挟み、さらに口に筆を加え、５本の筆で一気に５行詩を書いたとされている。
  ※どう考えても無理な話ですが、偉大な人だと伝えたかった物がいつの間にかビックリ人間になってしまったみたいです。

• もうひとつ弘法大使の名前が残っていることわざに「弘法は筆を選ばず」があるが、これは元々中国の書の名人・欧陽詢を言った「能書は筆を択ばず」を輸入して、日本の代表的な書家・弘法大師に変えた物。

• 仏教を初めとして武将の間では男色が「たしなみのひとつ」として日常化されていたが、これを広めたのが弘法大師だと言う説がある。唐からの直輸入の思想で、そこで学んだ言葉がサンスクリット語で「オカマ」はサンスクリット語の「カーマ：業、愛欲の意」が語源だとされている。

• いろは48文字は、男色家の弘法大師が肛門のヒダから「48文字」と決めた。という説が江戸時代末期・会津藩の国学者・沢田名垂の「阿奈遠加志(あなおかし)」に書かれている（この本は基本的に滑稽本）。