伊能忠敬

人名い【伊能忠敬：いのう・ただたか】

伊能忠敬の豆知泉 †

• 日本地図を最初に作ったといわれる伊能忠敬が測量技術を学び日本地図の作成に取り組んだのは50歳になってから。
  

1818年04月13日　《伊能忠敬死去》 †

• 日本の正確な地図を初めて実測して作り上げた伊能忠敬は1818(文政元)年.4月13日に亡くなりました。
  しかし、この日に亡くなったと言う事は外部には極秘事項とされ、3年後の1821(文政)年.9月4日にやっと死去が公表されたのです。

• 伊能忠敬は50歳で隠居をして、江戸で天文と測量を学んだ。現在ならば、50歳での転職などは珍しいことではないのですが、この時代の50歳というと驚くべきことでした。
  そして勉強?を一通りした伊能忠敬は56歳の時、まず蝦夷地（現在の北海道）から実際にその土地を歩きながら測量を始め、日本初の実測日本地図の作製に着手したのです。
  

• それから16年もかかって、日本中を歩き回り測量を終えたのですが、その後、そのデータを元に地図を制作している途中で死去してしまったのです。
  それから3年後に、幕府天文方・高橋景保たちによってやっと完成することになるのですが、そこで初めて地図制作の中心人物だった伊能忠敬が亡くなっていたと言うことが世間に公表されたのです。
  

関連項目 †

• シーボルト?