ハタと気付く

は【はたときづく：ハタと気付く】

意味 †

• 悩んでいた事や、頭にひっかかっていた事が、ごく簡単なきっかけから突然氷解してしまった様な状態を言う。
  セットで膝をポンッと叩く仕草などが付いてくる。
  

語源 †

• ここで言う「ハタ」とは元々「はった」と言う言葉で、促音化した物が「ハタ」なのだ。
  
• で「はった」の意味だが、行き負いよく打ったり蹴ったりする事を言う。あるいは急に胸に応えた、感動したというときも、この言葉を使っていた。
  時代小説などでは「敵をはったと睨み付けた」などと言う表現が出てくるが、これがまさにそれで、行き負いよく睨んだ時に、思わず音がしたかの様な気分になってしまう。
  

• その時の架空の擬音?だったのです。
  

更新履歴 †

• 1997.02.18