ドクターペッパー

と：ドクターペッパー(Dr Pepper)

語源 †

• アメリカのバージニア州にペッパーと言う名前の医者がいた。と言うとこのドクターペッパーが開発した飲料と思われてしまうが、実はそうではない。
  
• このドクターペッパーはドラッグストアも経営していた、そこで働いていた青年がドクターの娘さんを好きになってしまったのだ。しかし、ドクターはその恋を許さなかった。たかが使用人に娘は渡せないと言うのだ。
  そしてその青年が彼女を喜ばせようとして考え出した飲み物が「ドクターペッパー」だったという。
  
• 1885年、その後青年はカリフォルニアに行き、そこでこの飲料を売り込んだと言うのが商品化の始まりとされている。
  

ピリオド無しの理由 †

• 薬臭くて苦手と言う人も多いが、病みつきになる人も多いコーラ系炭酸飲料。
  商品名に「Dr」とあるが、ふつう英語の省略形にはピリオドを打って「Dr.」とするのが決まりになっているが、コレにはない。
  
• 実は、最初は瓶でしか販売されていなかったドクターペッパーだが、アイスクーラーに入って売られている時は、客にはキャップの部分しか見えない。そこでキャップにロゴマークを目立つように入れなければいけないのだが、約2.54センチの中にデザインする時に試行錯誤して、ピリオド無しに決定されたのが理由だった。
  

ドクターペッパー：豆知泉 †

• 映画「フォレストガンプ」の中で主人公フォレストはケネディ大統領に逢った日、祝賀会でタダだったと言うことでドクターペッパーを１５本飲んだ。
  その為にケネディと会話をしたときに「トイレに行きたいです」と答えた。