ターザン

た【ターザン】小説

ターザンの豆知泉 †

• ターザンは英国貴族の子孫。

解説 †

• 「あ〜あ〜〜〜〜〜っ」と雄叫びを上げながら、ジャングルの中でツタを使い縦横無尽に駆け回るヒーロー。
  何度も映画化?されていますが、代表シリーズと言えば戦前の物で、オリンピックの水泳の金メダリストだったジョニー・ワイズミュラーが主演した映画「ターザン」(1932年〜)が一世を風靡しました。
  後々ターザンの事を語られる場合は、この映画での設定などがベーシックになっていたりします。
  

• この「ターザン」は元々小説で、原作はアメリカの作家エドガー・ライズ・バロウズが1912年に書いた物です。
  正式タイトルは『類人猿ターザン』と言う物で、書かれた当時はSF小説として分類されていました。
  

• それによるとターザンは、アフリカ西海岸の奥地の密林で非業の死を遂げた英国貴族の遺児と言う設定です。
  父親は貴族出身の動物研究者で母親と共にジャングル?へやってきます。そしてターザンが1歳の時に母親アリスが病死し、父親ジョンも王様猿カーチャックに殺されてしまいます。

• さいわいメスの大猿カーラに拾われて、たくましい野生児として成長し、ジャングルをその血筋による紳士的な英知と鍛え抜かれた体で守り抜く話です。
  彼は動物と会話ができ、ライオンを素手で倒すほどの力と勇気を備えた密林の貴公子なのです。
  

• ただし、設定によると数カ国語を操る語学の天才と言う部分は、何故？と首を傾げざるを得ません。
  そして映画では「象の墓場」を探しにやってきたジェーンと恋に落ちると言うラブロマンスもあります。
  

更新履歴 †

• 1998.00.00