むすんでひらいて
Last-modified: 2006-07-06 (木) 05:45:07 (6294d)
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解説 †
- 幼稚園時代に誰もがお遊戯の時間に手を開いたり閉じたりしながら歌った童謡「むすんでひらいて」
幼児期における指先の訓練には打ってつけ?の曲だが、その作詞者は解っていない。
明治以降に作られた童謡の多くは作者が解っているのだが、この曲の作詞者は不明なのです。
- しかし作曲者の方は判明していて、それも意外な人物なのです。
これだけ日本にとけ込んでいる曲なので日本で作られた曲のように思われがちだが、実は18世紀のフランスでオペラ用の曲として作られたものだった。
その作者はフランスが産んだ大哲学者・大思想家のジャン・ジャック・ルソーだった。
- ルソーは『社会契約論』などで世の中に知られる以前に、音楽教師について音楽を理論から学んでいた事があるという、変わった経歴の持ち主だった。
その時期に何曲か製作したのだが、オペラ『村の古師』の中に使用する曲として「むすんでひらいて」の原曲を作曲した。
もちろん、そのオペラで使われた時の歌詞は「むすんでひらいて」ではありませんでした。
更新履歴 †
- 2000.00.00