どんでん返し

と【どんでん返し】

意味 †

• 物語を見てて、結末は絶対こうだろうなと予想をしていた処、本当に思いも寄らない結末が待っていた様な時に使われる言葉です。
  

• それは日常でも使用され、ついにつき合っている彼女に「結婚してくれ」と告白した次の瞬間「実は好きな人が出来ちゃったの」とか「実は結婚していたの」とか「実は男だったの」などと言われた時にも使用します。
  
• もちろん、悪い方だけでなく無理かと思っていた事が突然逆転勝利してしまう時も使用されます。
  

どん！でん！ †

• もともと芝居から来た言葉。
  舞台演出方法として、バックの風景などを急に別の物に変えてしまう様な事があります。
  
• ＴＶなどでは場面が切り替わるのは当たり前ですが、舞台では一瞬のうちに場面が切り替わるなどと言うことは出来ません。
  
• そのために、間に少しの間が出来たりして話の展開上テンポを落として白けさせてしまう事もあったりします。
  
• それをさせない為に開発された方法で、その舞台装置の事を「どんでん返し」と言っていました。
  

• この「どんでん」とは擬態語で、場面チェンジの際は当時は人力で裏方が「せいの！」と勢い付けて背景などをひっくり返してしました。そのために大きな音で「どんっ！でんっ！」と音が観客にも響き渡る事になった。
  
• そこでいつからかこの装置を「どんでん返し」と言うようになり、それが日常生活でも使われる事になったのです。
  

更新履歴 †

• 199800.00